富士山

吉田口・馬返・富士山・須走・河口湖口
(2000/07/27~28)
 富士山は、山梨県南都留郡、富士吉田市、静岡県駿東郡、御殿場市、富士市、富士宮市にまたがる。火口回りには、富士八峰・芙蓉八朶といわれる八つのピークがある。すなわち剣ヶ峰、三島岳、白山岳、 久須志岳、朝日岳、伊豆ヶ岳、勢至ヶ岳、駒ヶ岳である。
 剣ヶ峰の標高は3775.6mで、二等三角点(点名は富士山)が設けられている。また白山岳の標高は3756.3mで、二等三角点(点名は富士白山)が設けられている。富士山は、日本の最高峰であり、山梨県・静岡県の最高峰である。
 富士山は、古来有名で、不二、不尽、布土、富慈、芙蓉峰、富嶽、富岳、駿河富士などと呼ばれ、日本三霊山(日本三名山)、日本七霊山の一つに数えられた。谷文晁の『日本名山圖會』にも冨士山が描かれている。日本百名山、新日本百名山、甲信越百名山、山梨百名山、静岡の百山などにも選定されている。
第1日 吉田口馬返・佐藤小屋
2000年7月27日(木)(曇りのち雨)二人(13~23℃)
 天気がもう一つで、富士吉田で、佐藤小屋に電話をして天気の様子を聞く。天気次第では、今回は富士山登山を諦めて、瑞牆山に行く準備をしてきた。また半分以上そんな気持ちであった。
 ところが佐藤小屋では、それほど悪い天気ではないと言うので、富士山登山に気持ちを切り替える。中ノ茶屋(1095m)から歩くことも考えたが、最初から時間的に遅くなると困るので、慎重に考え、馬返までタクシーを利用することにした。
 高所登山ということに余分に気を使って、緊張している自分が分かる。佐藤小屋までは、樹林帯の静かな登りであった。
馬返(1450m)=14:21(1440m)(23℃)
  富士吉田からタクシーで馬返に。
  北口本宮富士浅間神社に立ち寄る。
  途中、タクシーの中から見た
  単独の白人青年がやって来て、
  先に行く。
神社=14:23(1460m)
  いよいよ富士山登山が始まる。
一合=14:33(1515→1520m)(19℃)
  1520m。
  大日如来を祀る鈴原神社。
二合(1700m)=14:57(1700m)(17℃)
  御室浅間神社。
女人天上分岐=15:08(1750m)(17℃)
  女人禁制の時代、女性はここから
  富士山を拝むことができた。
  ここで、中学生のアウトドアクラブの
  一団が座り込んでいた。
  かれらは最後尾で、
  グロッキー気味である。
御室浅間橋(1780m)
  雨が降り出したので、傘を差して歩く。
三合=15:16(1810→1840m)(17℃)
  1840m。
  三軒茶屋・見晴茶屋跡。
  先頭が休んでいた。
  先生と少し話をして、かれらが
  中学生であることを知る。
  少し先が細尾野橋。
四合=15:43(1955→2100m)(16℃)
  2010m。
五合目御座石=15:53(2170m)(15℃)
  四合五勺。
不動堂?=16:13(2275m)(13℃)
カメラケースを落とす=16:16~16:21
  不動堂よりも下方で、
  花の写真を撮っていて
  カメラケースを落としたのに
  気がついて取りに戻る。
  ハクサンシャクナゲ、クルマユリ、
  ヤマオダマキなど。
滝沢林道=16:21(2285m)(13℃)
  2170m。
  佐藤小屋はもう近い。
  林道を少し歩くと再び山道に入る。
神社・山道=16:24(2300m)(13℃)
登山道・五合=16:29(2305m)(14℃)
  2200m。
佐藤小屋=16:31(2335m)(14℃)
  2230m。
  ゆっくり景色も楽しみながら歩いた。
    (02:05/02:10)
第2日 佐藤小屋・富士山・須走・河口湖口
2000年7月28日(金)(曇一時雨)二人(6~15℃)
 いよいよ富士山である。咲いている花はコバイケイソウで人工的になのかどうか分からないが、一面に咲いている。
 空き缶やゴミだらけだと聞いていたが、清掃されてきれいだった。
 最初から最後まで重い荷物を担いで歩ききった。
佐藤小屋(2230m)=03:48(2230m)
  御来光を見るために早めに小屋を出る。
  雲間に星が瞬いている。
  湿った空気は天気が悪くなることを
  意味する?ので、気になる。
  ヘッドランプの視界の狭い
  明かりの中を歩く。
六角堂=04:00(2275m)(14℃)
  日蓮上人の立像が祀ってある。
五合五勺(2386.1m)=04:19(2360m)
  経ヶ岳。灌木帯を抜けたあたりで、
  平地に出る。少し明るくなって
  きたので、ヘッドランプをはずす。
  道は砂防工事で整備された
  登山道である。
六合(2390m)=04:20(2365m)(14℃)
  標準歩行時間30分を32分。
  ご来光を気にしながら歩いたのだから、
  遅くもないだろう。
  安全指導センターを右に見て、
  薄明かりの中、整備された道を登る。
六合目穴小屋(2430m)=04:25(2400m)
  御来光を見る人たちが、外に出ている。
御来光=04:35~04:55(2450m)
  雲の中を日が昇る。
  残念ながら、今ひとつ。天気が心配だ。
七合(2700m)
  七合目までは観光用の馬に乗ってくる
  こともできるという。
  岩稜帯手前まで、
  整備された道だから可能である。
七合花小屋=05:19~05:43(2640→2700)
  2900m。
(岩稜帯)
  花小屋の手前から岩稜帯になる。
  花小屋の前のベンチで朝食。
  昨日、新大阪で買った
  おにぎりを食べる。なかなかの味。
  一息つく。
  長袖の下着に上着も着ているが、
  暑くはない。
七合=06:07(2820m)(13℃)
七合三勺・救護所(3000m)
七合五勺・赤鳥居(3250m)
八合=06:40~06:55(2950→3100)(11℃)
  3100m。
  太子館の前のベンチで休憩。
  ちょっとペースが遅いかなとも
  思ったりする。なかなかはかどらない。
  標準時間より速いのにも関わらず
  そんな風に思っていた。
蓬莱館=07:00(3150m)
  蓬莱館を過ぎると、
  岩稜帯も終わり、砂礫の道に代わる。
(砂礫)
鳥居
白雲荘=07:20(3245→3200m)(11℃)
  3200m。
  もうこの辺りになると、
  初めての高度である。
元祖室(3250m)=07:28(3235m)(9℃)
本八合=07:50~08:05(3350→3400m)
  3400m。
  標準歩行時間1時間20分を55分。
  速いと言っていい。
  富士山ホテル、本八合トモエ館、
  胸突江戸屋。
  腹が減ったので、
  佐藤小屋の弁当を食べる。
  弁当よりもおにぎりのほうが
  よかったようだ。あまりおいしくない。
  ご飯だけを食べて、おかずを残す。
八合五勺=08:25~08:40(3505→3450m)
  (8℃)
  3450m。
  御来光館。
  下りてくる人達が雨具を着ている。
  霧が張り出していて、湿った空気。
  上の方は雨だそうだ。
  われわれも雨具を着る。
  救いは、風がないことだ。
  抜きつ抜かれつといった状態で、
  登山者同士、競争心が静かに火花を
  散らす。われわれは、まぁ速いほうだ。
鳥居=09:06(3540m)(7℃)
九合(3600m)
鳥居=09:34(3680m)(6℃)
(石段)
吉田口頂上=09:35~10:05(3670→3720)
  3720m。
  吉田・須走下山道。
  登りの歩行時間4時間18分。
  御来光、食事時間が50分。
  休憩だけの時間が39分。
  まぁこんなところか。
  石段を登ると、
  富士山頂上浅間大社奥宮で、
  頂上である。
  山口屋でおでんを食べる。
  小屋の若い衆が勧められないと言って
  いたが、霧の中を剣ヶ峰に向かう。
  体調は、後頭部が少し痛い程度である。
  登りになると、呼吸が荒くなる。
  意識的に呼吸を深く、規則正しく
  しながら歩く。
  荷物を背負ったままであるから、
  スピードがでない。富士宮口では、
  少し道が分からず、右往左往したが、
  ドームが見え、あれが頂上だと
  ほっとする。
  ちょっぴりうれしくもある。
  小さな娘を連れた父親がいて、
  人が来るのを待っていたところだ
  という。
  記念写真を撮るのに、娘を肩車にした。
  約束だったとのこと。
  写真を撮ってもらう。
剣ヶ峰=10:35~10:40(3760→3780m)
  3775.6m。
  二等三角点、富士測候所。
  もう誰もいないし、
  ガスでなにも見えないので、
  お鉢周りするのを止めて、
  来た道を引き返すことにした。
  安心だから。
(馬の背)
三島岳
浅間大社奥宮=10:45(3735m)(7℃)
  3740m。
  富士宮口、富士館
御殿場口=10:48(3725m)(7℃)
 銀明館
銀明水
NTT
(東安河原)
成就岳(3733m)
(荒巻)
伊豆岳(3749m)
大日岳
吉田・須走下山道=11:00~11:10(3735m)
  3740m。
  往路が30分、復路が20分。
  やはり同じ道の帰りは、道の確認が
  いらないので、速い。
  標準歩行時間より短時間だった。
  石柱・下山道標識のある
  山口屋に戻ったのが11時なので、
  1時間弱かかったことになる。
  気持ちとしては、1時間もかかって
  いない感じだったが、1時間かかった。
  下りはそれほどでもないが、
  登りはきつい。高所たるゆえんか。
(ブルドーザー道・砂礫)
ブルドーザー道分岐
  下り始めてしばらくすると、
  調子が出てきてスピードがでる。
吉田口下山道案内板
江戸屋(3350m)=11:34(3420m)(11℃)
須走口・八合目(3320m)=11:44(3330m)
  吉田口下山道案内板。
  他の下山グループもこの分岐が心配で、
  人に尋ねたりしながら下りていた。
  先に行く。
(吉田口下山道)
  歩きにくい道を、一気に下る。
元祖室分岐
白雲荘分岐
八合太子館分岐
緊急避難所(石室)
2600m=12:33(2790→2600m)(7℃)
七合目公衆トイレ=12:35~12:45(2580m)
  白人女性が一人うずくまっていたので、
  大丈夫かと声をかけると、
  OKだという。
雲海荘(2500m)
  途中、観光用の馬が待機していた。
六合穴小屋=13:08(2390m)(15℃)
  次々に追い越して歩いたくらいだから、
  かなり速いはず。
  登りの登山者が多い。
  様々な団体、グループ、ツァー。
六合=13:13(2225m)(14℃)
  陸続と登ってくる。
佐藤小屋分岐=13:28(2240m)(15℃)
滝沢林道出合
河口湖口・五合(2304m)=13:43(2265m)
  小御岳神社、小御岳
  そんなに遅いとは思わなかったが、
  無事下山。
  明日は大菩薩嶺である。
佐藤小屋~吉田口頂上(04:18/05:47)
吉田口頂上~吉田口頂上(00:50/01:35)
吉田口頂上~河口湖口(02:23/02:33)
      (07:31/09:55)