百里ヶ岳

百里ヶ岳・残雪
2000年4月9日(日)(曇りのち晴れ)二人(10~17℃)
 百里ヶ岳(ひゃくりがたけ)は、福井県小浜市上根来と滋賀県高島市朽木麻生にまたがる。標高は931.2mで、一等三角点(点名は木地山)が設けられている。
 三冠王の山。近畿百名山。関西百名山。近江百山。
 昨日の三国岳・三国峠に続いての雪山で、難儀をしたが、地形図を読んだり、精神状態を保ったり、雪山の歩き方だとか、いろいろと勉強になった。
 根来坂は、若狭街道、鯖街道のひとつである。
小入谷越(500m) ・・・・・09:00
  小入谷(おにゅうだに)越には、
  すでに車が二台停まっており、
  登山者一組はすでに出発していて、
  もう一台には若い男性が一人いた。
  われわれが登山の準備をしていると、
  彼も準備を始めた。先に急な坂を登り始める。
(百里新道)
  昨日と同じように、
  所々、道が雪に被われているが、
  先行者が歩いているので、踏み跡も新しく、
  気を使わない分、楽である。
  それでも雪道をキックステップしたり、
  かかとで踏み押さえながら歩いたり、
  あるいは雪に足を取られたりしながら歩く。
  良い練習になる。
  雪のないところには、
  イワウチワの葉が一面に広がっている。
  もう少し後であれば、
  ピンクの花がきれいだろうことは、
  容易に想像できる。
656m ・・・・・・・・・・09:32(660m)(10℃)
  後から来た彼が近づいてきたので、
  先に行ってもらう。
805m ・・・・・・・・・・10:23(815m)(11℃)
  百里ヶ岳が前方に見える地点に来ると、
  彼が写真を撮っていた。
  われわれが先になる。
シチクレ峠(780m) ・・・・10:44(820m)(15℃)
  雪に埋もれた木地山の標識が転がっており、
  南谷分岐の標識がある。
  シチクレ峠であろう。
県境尾根出合(850m) ・・・10:59(865m)(14℃)
  風が強い。彼が追いついてきたので、
  先に行ってもらう。
百里ヶ岳(931.2m) ・・・・11:28~11:33(960→930m)(17℃)
  一等三角点。
  百里四方が見えるかどうかは別にして、
  周囲が一望できる。
  彼はゆっくりするような様子であったので、
  先に出発する。
県境尾根出合(850m) ・・・11:59(845m)(13℃)
  昼食をどこにするか、家内と二人で、
  ここは風が強い、日差しが強い、
  と言いながら歩く。
大谷出合・・・・・・・・・12:03(835m)(13℃)
  大谷出合の標識。
昼食・・・・・・・・・・・12:23~12:43(860m)(15℃)
  やっと風の当たらない座れそうな
  ところを見つけ、昼食にする。
県境尾根ピーク(860m) ・・12:44(860m)(15℃)
  県境尾根ピークを右折する。
  この辺り、ガイドブックによっては、
  地図が少し分かりにくい。
  ここから道が左右に分かれるものと
  思っていた。
根来坂峠(871m) ・・・・・12:50~12:57(830m)(17℃)
  右に下れば、根来である。
  これから歩く道が「鯖街道」になる。
  家内と、昨日の山行と違って、
  先行者の踏み跡があるだけ楽で、
  ゆとりがあるし、
  景色を楽しみながら歩ける、
  などと話しながら、休憩した。
  休んでいると、彼が来た。
  彼が先に歩いて行かないようなので、
  われわれが先に歩き始める。
  県境尾根ピークの方角に沿って道がある。
  地図上では、県境尾根ピークと根来坂峠を
  往復しているように書かれているが、
  その意味が分かる。
  その先で、急に先行者の踏み跡が谷に向かって、
  一気に下り始めている。
  その先にはピンクのテープがある。
  後をたどると、登り返しており、
  先行者が不明の雪道を行ったり
  来たりしているのが分かる。
  ピンクのテープは、どうも山仕事のもの
  のようだ。当てにできない。
  また踏み跡に頼るわけにもゆかない。
  後から、彼がついてくる。
  彼はよく分かっていないようだ。
  われわれを当てにしているようである。
  どうも誰も当てにできないようだ。
  地形図を見ると、県境尾根ピークの尾根に
  沿って南に下っていかなければ行けない。
  方向は谷に下っているのが西方なので、
  谷から見上げて右の方に進むのが正しい。
  下から見上げてよく見ると、
  ビニールテープが南北の方向に沿って、
  張り渡してあるのに気づいた。
  マツタケ山などに良くあるテープの
  張り方である。
  雪と格闘しながら、そこに這い上がると、
  山腹に沿って道になっているようだ。
  道の端っこがわずかに雪をかぶっていない。
  先行者の踏み跡もある。
  脱出したと言っては大げさかも知れないが、
  ほっとする。後は南へ、南へと進めばよい。
脱出・・・・・・・・・・・13:22(795m)(16℃)
  20分以上のロスであった。
  もう大丈夫だと思い、彼に先に行ってもらう。
  所々道を失うが、方向がはっきりしているので、
  大丈夫だ。
林道工事終点・・・・・・・13:45(765m)(15℃)
  林道工事の終点から先に行ったところで、
  彼が戻ってきた。
  先に行けないと言う。
  さらに林道に出会ったのは、
  道を間違えたからだとも言う。
  道はここから林道と出会ったりするのが
  正しいというと、ガイドブックを見て、
  そうですねという。
  行き止まりだという地点まで、
  一度行って確かめる。
762m・・・・・・・・・・13:51(765m)(15℃)
林道工事終点・・・・・・・14:00(765m)(15℃)
  林道工事終点の地点に戻り、
  林道を歩くことにする。
  もう一本道だからと言って
  彼に先に行ってもらう。
  尾根に出て、林道を横切って歩くのが
  近道なのかも知れない。
  雪で全く分からなかったので、
  結果として、林道に下り、
  林道歩きに終始してしまった。
  歩きながら気にしていたのは、
  この林道が、間違いないかということ、
  どの林道かということだけである。
  西の方の林道だったとしても
  南に向かえば小入谷にはたどり着くが、
  遠回りしてしまうかどうかという
  ことである。
  とにかく雪に覆われた林道を歩く。
焼尾地蔵(630m) ・・・・・14:30(655m)(17℃)
  ここで、林道も予定通りの道である
  ことを確認できた。
  もう間違うこともないだろう。
  雪の林道を歩く。
596m ・・・・・・・・・・14:38(610m)(15℃)
  ガードレールとガードレールの間に、
  鯖街道の標識がある。
  そこから林道と分かれる。
  ちょっと心配になったのは、
  彼がどう歩いていったかである。
  ここから一本道だと彼に言ったので気になった。
  雪に覆われた林道を歩けば、遠回りになる。
大倉谷林道出合(510m)
  山道が切れたところで、川に下りる。
  少し先に木が川に渡してある。
  そこを渡る。雪で道は見えないが、
  ここが大倉谷林道出合なんだろうか。
  よく分からない。川に沿って歩いて行くと、
  もう一度、川を渡るようになっている、
  コンクリートの橋がある。
  自動車が渡れるほどのものである。
  橋の向こうには、
  百里ヶ岳登山口の標識が立っている。
  ただし川の水が橋の上にまで達していて、
  水の中を歩くのは、ちょっと躊躇する。
  その橋を渡らないですます方法は
  ないものかと、川に沿って歩いてみるが、
  結局は、川の中を歩くことになりそうなので、
  戻って、踝の上まで水に浸かりながら、
  橋を渡る。スパッツをしているので
  靴が濡れただけのことではあるが。
林道・小入谷線終点・・・・15:09(465m)(14℃)
  百里ヶ岳登山口の標識があるところは、
  林道・小入谷線終点となっている。
  右手の方から彼が歩いてきた。
  やはり心配したとおり、林道を歩いてきた。
  遠回りしたようだ。それでも無事で何よりである。
  もしわれわれが先に小入谷越に着いて、
  彼の車だけが残っていたら、
  待つことになる。
  あるいは車で彼を探しに行かなければならない。
  バス停の近くに、お婆さんがいて、
  百里ヶ岳に行って来たと言ったら、
  腐れ雪で大変だったろうといわれる。
小入谷橋(440m) ・・・・・15:17(460m)(16℃)
  バス停・小入谷。
  彼は舗装道路を歩いて行きたいようであったが、
  舗装道路歩きは止めて、橋を渡り、
  民家の脇を通って、山腹の道を歩く。
  近道になる。
小入谷越(500m) ・・・・・15:31(525m)(15℃)
  われわれの車二台だけで、先行者の車はなかった。
            (05:59/06:31)