飯縄山・瑪瑙山

         Ⅰ 南登山道・飯縄山・西登山道
         Ⅱ 戸隠スキー場・瑪瑙山・飯縄山途中まで
Ⅰ 南登山道・飯縄山・西登山道
2011年7月3日(日)(曇り)二人(19~26℃)
      飯縄山(飯綱山)は、長野県長野市に位置していて、北東部は長野県
      上水内郡飯綱町に近接している。
      二等三角点(1917.3m)の山で、点名は飯繩山。
      山頂の北東に霊仙寺山(れいせんじやま、1875m)、北西に瑪瑙山
      (めのうやま、めのおやま、1748m)が連なる。
      北信五岳・信越五岳(戸隠山、黒姫山、妙高山、斑尾山)のひとつ。
      日本二百名山、信州百名山、信州ふるさと120山、甲信越百名山などに
      選定されている。
      山頂三角点の南西、飯縄山南峰(1909m)に飯縄神社の奥社がある。
      飯縄大権現・カラス天狗などが祀られている。飯綱三郎は日本八天狗の
      ひとつである。
      飯縄修験や忍術発祥の地としても有名で、役行者が開いたともいわれる。
      奥信濃三山・北信濃三大修験道場(戸隠神社、小菅神社)のひとつ。
      飯縄神社里宮(長野市大字富田)にある長野市観光課の説明板によれば、
      「飯縄神社は、西暦二七〇年頃……飯縄山頂に天神大戸道尊を祭り、
      飯縄大明神と称したのがそもそもの起こりで、仏教伝来の後、本地を
      大日如来とし、嘉祥元年(八四八年平安時代)、学問行者が飯縄山に
      入山して、この如来の尊容を拝したといわれている。……この里宮は、
      千日太夫の冬季居所に武田信玄が創建したものといわれている。
      飯縄山は山頂より食べられる砂(飯砂)を産し、山籠の行者等は、これを
      採って、食べたことから飯砂山、転じて飯縄山と言……」ったという。

 飯縄登山口バス停(1120m) ……………… 10:50(1120m)(26℃)
   下山口になる戸隠中社西参道入口の無料駐車場に車を置いて、
   中社宮前バス停で10時半のバスに乗った。
   飯縄登山口バス停で標識に従い、北に向かって別荘地の広い車道を歩く。
 登山道入口……………………………………11:08(1170m)(23℃)
   石の鳥居。数台車が停めてあった。
   (南登山道)
 木の鳥居………………………………………11:13(1198m)(22℃)
 第一不動明王(1170m) …………………… 11:24(1259→1170m)(21℃)
   ここから十三仏を巡りながら、飯縄山山頂に向かう。
   ゆっくり写真を撮りながら登る。
 第二釈迦如来…………………………………11:32(1214m)(21℃)
 第三文殊菩薩…………………………………11:36(1232m)(22℃)
 第四普賢菩薩…………………………………11:41(1257m)(21℃)
 第五地蔵菩薩…………………………………11:44(1274m)(21℃)
 第六弥勒菩薩…………………………………11:49(1301m)(21℃)
 第七薬師如来
   このあたり、道が錯綜している。第七薬師如来を見過ごした。
   下ってくる人たちと、この後つぎつぎすれ違う。
 第八観音菩薩…………………………………11:56(1342m)(21℃)
 第九勢至菩薩…………………………………11:59(1357m)(21℃)
 第十阿弥陀菩薩………………………………12:06(1397m)(21℃)
 馬頭観音………………………………………12:10(1411m)(21℃)
 第十一阿閦如来………………………………12:11(1416m)(21℃)
   駒つなぎの場。
 第十二大日如来………………………………12:26(1499m)(20℃)
 富士見の水……………………………………12:30~12:33(1522m)(20℃)
   一息入れる。
 千日太夫屋敷跡
   分岐を見過ごしたようだ。
 天狗の硯石……………………………………12:38(1549m)(21℃)
 昼食……………………………………………12:50~13:05(1607m)(20℃)
   登山道の脇で、昼食を摂る。
 第十三虚空蔵菩薩
   見過ごしたようだ。
 西登山道合流1 ……………………………… 13:22~13:25(1717m)(22℃)
   中社分岐。山頂へと向かう。
 石祠 ……………………………………………13:31~13:33(1758m)(19℃)
   二重の鳥居があって、奥に石祠があった。祀られているのは、飯縄権現のようだ、
 南峰(1909m)…………………………………13:38~13:42(1772m)(20℃)
   ピークのすぐ下にある飯縄神社奧社を訪れる。
 飯縄山(1917.37m) …………………………13:53~13:56(1783→1917m)(20℃)
   二等三角点。
   天気が悪く、ガスで展望はきかない。頂上には、数人がいただけ。戻る。
 南峰(1909m)…………………………………14:10(1907m)(21℃)
   飯縄神社奧社。
 石祠 ……………………………………………14:14(1893m)(21℃)
 南登山道分岐1 ……………………………… 14:21(1856m)(21℃)
   南登山道を見送って、西登山道、中社へ向かう。
  (西登山道)
   道がぬかるんでいて、急な下り道は滑りやすく、少し歩きにくい。
 萱の宮(1420m)………………………………15:22~15:25(1468m)(21℃)
  (萱の宮参道)
   この西登山道では誰にも出会わなかった。南登山道をピストンする人が多いようだ。
 林道横断 15:33(1410m)(21℃)
 分岐 ……………………………………………15:39(1365m)(21℃)
   右へ。目印のテープがある。
 十字路
   右に下ると、すぐに飯縄山西登山口であった。
 飯縄山西登山口(1200m)……………………15:50(1271m)(22℃)
   萱の宮参道入口。右に向かう。
  (舗装林道)
   林道を、戸隠中社へと向かう。
 戸隠忍者村 ……………………………………15:57(1269m)(22℃)
 神告げ温泉 ……………………………………16:02(1261m)(23℃)
 戸隠中社 ………………………………………16:12
 戸隠中社西参道入口 …………………………16:15(1263m)(24℃)
   無料駐車場。
                    (04:52/05:25)

Ⅱ 戸隠スキー場・瑪瑙山・飯縄山途中まで
2003年3月6日(木)(曇り)二人(-1~7℃)
      長野市戸隠の瑪瑙山の読み方について、地理院の電子国土Webでは、
      「瑪瑙(めのお)山」となっているが、ここでは「めのうやま」と読む
      ことにする。
      JR黒姫駅から川中島バス(無料)で、戸隠スキー場に到着したのが、
      8時50分。不要な荷物をコインロッカーに預け、リフト乗り場に向かう。
      第3クワッドリフトを利用し、ドリームコースを歩いて、第6クワッド
      リフトに向かう。そして 再びリフトで瑪瑙山山頂に着いたのが9時45分。
      スノーシューを履いたり、あれこれ準備に時間がかかってしまった。
      それにしても静かな山頂である。

 瑪瑙山(1748m) …………………………………10:10(1750m)(0℃)
   瑪瑙山山頂、そして飯縄山への取り付きが分からない。
   瑪瑙コースを少し下っても、全くそれらしいトレースがない。
   もう一度戻って、小高いところに上がり、少し南よりの地点から
   飯縄山の方に続く尾根筋を見て、下り始める。この小高いところが
   瑪瑙山の頂上のようだ。少し時間をロスした。
   雪がふかふかで、少し急に見える下りである。深い雪にトレースが
   できる。しかし先行のトレースがなく、しかも初めての山なので、
   少々不安な気持ちになる。
   しばらく慎重に下っていくと、かすかだが、ところどころに先行の
   トレースが見て取れた。
 鞍部(1639m) ……………………………………10:40(1644m)(-1℃)
   鞍部から登り始める。しばらくして雪庇に気を付けて歩く。
   雪庇を避けて、右の斜面をトラバース気味に歩いたが、雪が深く、
   スノーシューが潜ってスベリ、先に進めない。
   やむを得ず、ピークのすぐ手前で、引き返すことにした。
   瑪瑙山に戻って、振り返ってみたとき、右の斜面は、雪で白く、
   稜線の左側が灌木帯になっていることに気が付いた。
   稜線の左を歩けば、灌木帯で、傾斜もそれほど急ではなさそうなので、
   ピークを越えることができ、飯縄山まで行けたのではないか思われた。
 引き返し地点(1700m) …………………………10:51(1693m)(-1℃)
   瑪瑙山から飯縄山までのちょうど中間地点あたりになる。
   ところどころ自分のトレースも、すでに消えかかっている。
   風が強く左側から吹き抜ける。ときどき雪の粒が顔を叩くほどである。
 鞍部(1639m)
   登りの高度差100メートルは、ちょっとしんどいかなと思ったが、
   それほどでもなく、瑪瑙山に着いた。
 瑪瑙山(1748m) …………………………………11:15(1756m)(-1℃)
   1時間ほどの行程であった。
   お仙水コースを第5高速ペアリフトの降り場に向かって歩く。
 第5高速ペアリフトの降り場
   しゃくなげコースに沿って下りれば楽だが、あえてロマンチック
   コースの方に歩き出す。スキーコースが西の尾根をたどっている
   ので、それを見定めて、谷の東側斜面に入ることにした。
   谷向こうのロマンチックコースの尾根を見ながら、下っていけば、
   いつかはそれと合流するという考えである。
   雪が深く歩きにくいが、林の中を歩いて、スノーシューを楽しんだ。
 第4クワッドリフト………………………………12:10(1447m)(2℃)
   リフトに出会う。そしてリフトに沿って、少し登ると、下方に
   第5・4高速ペアリフトの乗り継ぎ地点が見えた。
 第5・4高速ペアリフト………………………… 12:18(1402m)(4℃)
   空腹感が襲ってきたので、そばを食べることにした。
 そば処めのう ………………………………………12:20~12:50(1389m)(6℃)
   第4高速ペアリフトに沿って、しかもわざわざ雪の深いところを、
   ウサギの足跡を追って歩いた。
 戸隠スキー場 ………………………………………13:03(1325m)(7℃)
                      (02:23/02:53)