戒場山・額井岳・香酔山・貝ヶ平山・鳥見山

戒場山・額井岳・香酔山・貝ヶ平山・鳥見山
2001年4月22日(日)(晴れ)二人(11~23℃)
   戒場山(737.4m) かいばさん。奈良県宇陀市に位置する三等三角点の山。
   額井岳(812.3m) ぬかいだけ。奈良市と宇陀市に接する四等三角点の山。
            大和富士と呼ばれ、近畿百名山、関西百名山、奈良百遊
            山に選定されている。
   香酔山(795m) こうずいやま(さん)。奈良市と宇陀市に接する。
   貝ヶ平山(821.7m)  かいがひらやま。奈良市、宇陀市、桜井市の三市に
              接する二等三角点の山。
              奈良市の最高峰で、奈良百遊山に選ばれている。
   鳥見山(734.4m) とみやま。宇陀市と桜井市に接する四等三角点の山。
            奈良百遊山に選ばれている
  中庄谷 直『関西の山・日帰り縦走』(ナカニシヤ出版、1998)の「額井火山群」
  を参考にして歩いた。
  香酔峠から香酔山までの道が分かりにくい。アップダウンのある、歩き応えのある
  コースである。
  山中は、気温がそれほど高くもなく、歩くのには絶好の日和であった。
  天満台東三丁目バス停・・・・・・09:51(375m)
    「山辺赤人の墓」に行くのに、奈良交通バスを利用した。
    近鉄榛原駅から天満台東三丁目行のバスに乗り、終点で降りる。
    東に進み、突きあたったあたりで、迷ってしまい、通りかかった
    人に道を尋ねると、U氏宅の私道に入って抜け、下っていくと
    山辺赤人の墓への道標があるとのことであった。
  山辺赤人の墓への道標・・・・・・10:00(355m)(23℃)
    山辺赤人の墓へと、北に向かう。
  車道・・・・・・・・・・・・・・10:10(440m)(17℃)
    車道を少し左に行って、横断する。さらに進むと、舗装道路は
    最後の民家の所で切れた。棚田の中の道を歩く。
  山辺赤人の墓(500m)・・・・・・10:20~10:25(505m)(15℃)
    東海自然歩道に合流する。左に行けば十八(いそは)神社。
  戒場峠分岐・・・・・・・・・・・10:34(510m)(19℃)
  室生分岐・・・・・・・・・・・・10:41(550m)(19℃)
    東海自然歩道と分かれる。参道の150段の古い石段を登る。
  戒長寺(585m) ・・・・・・・・・10:46~10:50(595m)(17℃)
  ピーク・・・・・・・・・・・・・11:05(710m)(15℃)
   ショウジョウバカマの花を見る。色が少しあせた感じであった。
  戒場山(737.4m) ・・・・・・・・11:12(725→735m)(12℃)
  戒場峠・・・・・・・・・・・・・11:28(605m)(13℃)
  ピーク(670m) ・・・・・・・・・11:40(675m)(12℃)
  無線反射板・・・・・・・・・・・11:48(710m)(11℃)
  東峰(740m) ・・・・・・・・・・11:53(750m)(11℃)
    おそらくこのピークが東峰であろう。
  額井岳(812.3m) ・・・・・・・・12:09~12:32(810→815m)(15℃)
    龍王を祀る石祠と三角点が東屋の傍らにあった。
    昼食。風が強く寒いくらいだった。
  十八神社分岐・・・・・・・・・・12:41(725m)(13℃)
    東海自然歩道分岐。都祁村方面へ向かい、西峰を目指す。
  西峰・・・・・・・・・・・・・・12:52(770m)(13℃)
    東峰同様、なんの標示もない。尾根道で分岐らしいところが
    あったが、赤テープのある右の道へ向かう。笹で足下がよく
    見えず、倒木も多い。
  国道369号・・・・・・・・・・・13:14(555m)(15℃)
    国道に出て、歩いてきた道に間違いがないことを確認。
    すぐ左手の香酔峠に向かう。
  香酔峠・・・・・・・・・・・・・13:16(565m)(17℃)
    「笠置街道改修記念碑」とレストランの間から尾根に向かう。
    ガイドブックには「……下草のない植林を直上して尾根に出る。
    尾根に出たらそれを登っていくと、いつしか山道が続くように
    なる」とある。
    植林を直上するところを少し右寄りに逸れて、それこそ下草の
    ある坂をやたらに登った。そして尾根に出た。右に行くのか左に
    行くのか迷ったが、左に見える山に向かった。
    少し行くとマーキングの赤テープがあった。われわれは右に逸れて、
    登ったことが分かった。
    人があまり通らないのか、笹藪と倒木で足下が分かり難い。
    時々現れる赤テープだけが頼りという頼りなさである。
    踏み跡をはずさないように歩く。
  鉄塔(646.3m) ・・・・・・・・・13:31(655m)
    四等三角点。さらに相変わらずの倒木と笹藪の道を歩く。
  吐山(はやま)分岐・・・・・・・13:35(660m)(13℃)
    まっすぐ登っていくのが、香酔山へのルートだろうことは分かるが、
    右の立派な道はなんだろうかと考えた(後に、吐山への道である
    ことを知った)。まっすぐの道を登る。
  香酔山(795m) ・・・・・・・・・13:55~14:00(800m)(11℃)
    やっと香酔山にたどり着いた。一息入れて貝ヶ平山に向かう。
    ここからの道には、テープのマーキングがいやと言うほどベタベタ
    してあって、道を間違いようがない。
  分岐・・・・・・・・・・・・・・14:15~14:18(810m)(17℃)
    笹を刈っている人に出会う。その人に聞いて道を確認する。
    はっきりしている普通の山道である。
  貝ヶ平山(821.7m) ・・・・・・・14:22~14:25(830m)(15℃)
  分岐・・・・・・・・・・・・・・14:28(800m)
    分岐の左の道は、化石採集場を通る道のようだ。
    下草を刈っていた人に尋ねると、左は玉立(とうだち)方面への道で、
    貝が平山に登る道は右だと教えてくれた。
  分岐・・・・・・・・・・・・・・14:57
    左が鳥見山公園を示す小さな道標があった。
    まず右のピークへ行ってみて、鳥見山でないことを確認した。
    分岐に戻って、鳥見山公園の方に進む。すぐ先に鳥見山があった。
  鳥見山(734.4m)・・・・・・・・・15:01(740m)(12℃)
    山名標識がなければ、素通りするところだ。
  鳥見山雌岳
    不明。
  鳥見公園展望台・・・・・・・・・・15:17(640m)(17℃)
    木の階段を下る。
  鳥見山公園・・・・・・・・・・・・15:20~15:28(605m)(17℃)
    一息入れ、公園でバーベキューをしている人に道を聞く。
    トイレの前の道を山道に入る。
  舗装道路・・・・・・・・・・・・・15:41(465m)(13℃)
    山道を下って、舗装道路に出た。細い舗装道路を下り、車道を
    渡って鳥見町を通り、国道165号線を渡って、上町商店街に入る。
    旧伊勢本街道。本居宣長が宿泊した『あぶらや』がある。ガードを
    越えたところを右に曲がり、商店街を抜けると榛原駅である。
  近鉄榛原駅(310m)・・・・・・・・16:13(330m)(17℃)
                  (05:31/06:22)