衣笠山・行者山

荒子不動尊・女人窟・衣笠山・行者山
2012年4月8日(日)(晴れ)単独(11~16℃)
 衣笠山(きぬがさやま)は、兵庫県丹波篠山市奥県守、東本荘、佐貫谷にまたがる。標高は484mである。
 行者山(ぎょうじゃやま)は、兵庫県丹波篠山市奥県守、佐貫谷、春日江にまたがる。標高は469.7mで、三等三角点(点名は雲部村)が設けられている。
 女人窟でも衣笠山、行者山でも、誰にも出会うことがなかった。気楽な道はなく、けっこうハードだった。役行者を巡る山歩きである。
荒子新田バス停=10:10~10:50
【荒子不動尊】
 荒子不動尊は、コミュニティバスの停留所・荒子新田の北にあるようだ。細い川の西側であるが、川沿いの道がないので、まず高畑山、銅山跡へ向かってみた。
 右に分岐のある辺りで、田んぼのあぜ道を西に向かうと、祠が見えた。荒子不動尊に間違いないが、川を渡るのはちょっと難儀そうなので、バス停に戻って、川の西側を歩く道を探した。
 山裾沿いに、踏み跡がある。それをたどっていくと、ちょうど突き当たったところに、荒子不動尊があった。祠が三つあって、荒らされた様子である。
 真ん中の祠の中に神田神社のお札があった。右の祠は空である。山側の祠の中だけは、分からない。どれが不動堂なのかも分からない。役行者が祀られているというが、よく分からない。写真を撮って戻った。
 通りかかった若い夫婦に聞いてみると、もう誰も見守る人がいないようだという。

【神田神社】=10:55~11:00 途中、神田神社があったので、立ち寄ってみたが、役行者に関係するようなものはないようだった。
 火打岩へ向かって車を走らせる。鍔市ダムへ向かう道の一筋手前に、赤い橋があり、渡ったところ、左に「平石山経塚」の大きな石碑が建ち、右に「承明門院の供養塔と女人窟」の道標が立っている。
 道標にしたがって、道なりに突き当たりまで進んで、車を停める。すぐ先には「承明門院供養塔と女人窟」の石柱と篠山市の案内板が立っている。
女人窟の案内板=11:45
 駐車スペース。
【女人窟】
女人窟の案内板(254m)=11:50
 ここから沢の流れに沿って歩くと、
 「楞厳寺跡」の石柱に出会う。
楞厳寺跡=11:56
 楞厳寺の上に女人窟があるらしい。
 少し上に登ってみるが、
 洞窟は見当たらない。
 仕方なく少し左から、踏み跡にしたがい、
 上に向かって歩く。沢に沿う道になる。
大岩
 大きな岩が現れたのでこの辺りかなと
 思ったが、違う。
 道が続いているので、もう少し登って
 みるが、仕事道なのか、さらに上に
 続いている。
引き返し地点1=12:05(330m)(15℃)
 あきらめて引き返す。
大岩=12:08(314m)(13℃)
楞厳寺跡
 うろうろ探してみるがそれらしいものが
 見えない。右の沢に沿って、登ってみる。
引き返し地点2
 やはり見当たらないので、戻る。
楞厳寺跡
 靴はどろどろになってしまう。
 あきらめかけたが、もっと左の山裾へと
 向かってみた。獣除けの鉄扉を開けて
 入る。少し上の方に供養塔が見えた。
 その背後は、大岩壁である。
承明門院供養塔=12:30~12:35
 肝心の女人窟が見当たらない。
 この岩壁の上なのだろうか。
 左の方から登り道があるのかと探して
 みるがない。金網に沿って、踏み跡が
 あるのに気がついた。金網に沿って、
 右に進んで登っていくと、
 洞窟らしいものが見えた。近づいてみて、
 のぞき込む。間違いなく女人窟であった。
女人窟=12:40~12:50(11℃)
 岩窟の奥に役行者の石像が祀られていた。
 役行者の石像は、右手に錫杖、
 左手に経巻を持った倚像である。
 顔の様子が女性的で、
 女人窟にふさわしい役行者像である。
女人窟の案内板(254m)=13:00(15℃)
 駐車スペース。
 女人窟から10分しかかからなかった。
 どう考えても30分で往復できた
 はずである。下調べに手抜きがあった。
    (00:55/01:10)
女人窟の案内板=13:10
 駐車スペース。
 昼食代わりにリンゴを食べて、
 衣笠山へと向かう。
佐貫谷=13:23
 意外に近かったので、一安心。
 迷惑にならないように、林道入口の手前、
 三差路の角に車を停める。
【衣笠山・行者山】
佐貫谷(245m)=13:32(240m)
 林道入口。林道駐車スペース。
 すぐ先の獣除けの鉄扉を開けて、
 立派な林道を、快調に上る。
(篠山市林道西谷線)
カーブ=13:44~13:45(300m)(14℃)
 最初のヘアピンカーブ。
衣笠山?=14:10~14:23(485m)(16℃)
 一番奥の中継施設が「NHK篠山テレビ
 中継放送所」。「サンテレビ」も同居
 している。山名板のようなものがないかと
 探してみるがない。愛宕神社があるらしい
 のだが、それも見当たらない。
 ここが一番高いところだから間違いなく
 衣笠山と判断して、行者山に向かうことに
 する。
衣笠山=14:25~14:30(486m)(15℃)
 愛宕神社。484m。
 戻り始めて、左の「篠山テレビジョン
 放送局」を見ると、何かありそうだ。
 道路の下側に階段があったので上がって
 みると、「衣笠山 愛宕神社」の標柱が
 あった。改めて地形図をよく見ると、
 やはりこちらが484mの山頂のようだ。
 気分よく行者山に向かう。
(篠山市林道西谷線)
行者山取付=14:33(477m)(16℃)
 少し下ったところに、「Kinden篠山無線
 基地局」があって、車を停められそうな
 所がある。その無線基地局の右に、
 行者山への取付があった。下の方に、
 赤いテープも見える。
分岐=14:48~14:50(474m)(14℃)
 南に下る道があるが、直進する。
 帰りは要注意。
 頂上直下からの登りは、道があるようで
 なく、ここでも帰りの道を間違わない
 ようにと、後ろを振り返り、確認しながら
 登った。
行者山=14:59~15:09(473m)(15℃)
 469.7m、三等三角点。
 三角点の西側に祠(行者堂?)があり、
 碑伝が三枚あったが、特に役行者に関する
 ものはないようだった。さらにそこから
 先にも道があるようだったが、
 それが春日江からの道かもしれない。
 戻ることにして、下りはじめた。
 あれほど気をつけたつもりが、安易に
 踏み跡をたどったせいで、間違った道を
 下っているようだった。コンパスを
 だしてみると、北に下っていた。
 取りあえず、山頂に登り返して、
 東に下る。すぐに見覚えのある赤テープを
 見、また踏み跡を確認して下った。
分岐
 気をつけていたつもりだったが、
 まっすぐのつもりでも、南に下り始めて
 しまう。元の分岐に戻って、
 気を抜かないよう注意しながら歩く。
行者山取付=15:30(479m)(13℃)
 取付に戻って、一息つく。立派な舗装道を
 行者山を見上げながら、のんびり下った。
 ホーホケッキョと鶯の鳴き声が聞こえた。
(篠山市林道西谷線)
佐貫谷(245m)=16:03(250m)(16℃)
 林道入口。林道駐車スペース。
 帰途に就いた。
    (02:00/02:31)