三国岳・三国峠

三国岳(三国峠)残雪
2000年4月8日(土)(晴れ)二人(11~16℃)
 三国岳(三国峠)は、福井県大飯郡おおい町名田庄木谷、滋賀県高島市朽木生杉、京都府南丹市美山町芦生(若狭、近江、丹波)にまたがる。標高は775.9mで、三等三角点(点名は三國峠)が設けられている。地形図の表記が三国岳で、基準点名が三國峠である。
 京大芦生演習林の北東の端に位置する。近江百山。
 偶然見たテレビでは、先月28日の朽木は、雪が残っている様子。問い合わせると、百里ヶ岳では、積雪1メートルあるとのこと。スパッツ、靴を少々の雪山なら困らないように準備した。気温は15℃くらいだから、寒くはない。防寒具はそこそこにした。
 当初は、ブナノ木峠まで芦生演習林を周回するつもりであったが、時間的に不可能なので、短時間なコースにした。
 結果的には、久しぶりの本格的な山登りになった。残雪の山ではあったけれど、中級以上の山行であろう。ガイドブックで言えば、熟練者向け。夏道を歩いていれば、どうと言うこともなかったであろうけれど。
生杉ブナ原生林(560m) ・・・・10:50(560m)(16℃)
  休憩所、トイレ。
  車はそれほど駐車できると言うほどでもない。
  三台ほど先客がいた。
  われわれが登山の準備をしていたら、
  車が来て、山スキーがこの辺りでできると、
  朽木で聞いたのだが、知っていますかとのこと。
  さぁと答える。
  車を駐車したところから少し戻ったところに、
  登山口がある。
  急な階段を上る。
  雪が道を被ったところに、踏み後がない。
  今日登るのは、われわれが始めてのようだ。
平坦地・・・・・・・・・・・・11:11(670m)(13℃)
  平坦なところに出る。
  夏道は、雪で分からないので、
  右に行くのか左に行くのかよく分からない。
  ガイドブックの地図は、
  右折しているようになっている。
  少し右に行ってみた後、どうも違うようなので、
  左に向かう。かすかなスキーの跡がある。
  しばらくしてちょっとした窪地のような所に出る。
  朽木村の杭の頭が見える。
  ここまでは道を間違っていないようだ。
  正面のコブの右の方に少し行ってみるが、
  ちょっと違うようだ。
  もとに戻って、左手に少し進む。
  そしてそのコブと左手のコブの間を少し進む。
  どうも左のコブが目指す三国岳・三国峠のようだ。
  コブの間を進みながら左のコブに
  登れそうなところまで進む。
  その前の窪地が、長池かも知れない。
  そこから左に登る。
  途中で、頂上の杭のようなものが見え、
  山頂を確信する。
三国岳・三国峠(775.9m) ・・・11:45~12:00(735→780m)(11℃)(2580歩)
  三等三角点。周囲を見渡していたとき、
  単独の男性が登って来た。
  われわれの踏み跡をたどってきたそうだ。
  写真を撮って、下る。
  彼は、食事の準備をしていた。
  登って来た方とは反対側に下り始めて、
  右に曲がる。
  道は雪に被われていて分からない。
  前の谷を降りるものかどうか地形図を見る。
  もう一度頂上に戻り、途中に下る道が
  なかったかどうか確認する。
三国岳・三国峠(775.9m) ・・・12:15
  頂上で、彼に下山コースについて確かめたが、
  始めてだそうで知らないとのこと。戻る。
谷へ・・・・・・・・・・・・・12:20
  もう一度地形図を確かめ、谷を下り、
  枕谷を下っていることを確認する。
  由良川の源流である。
(枕谷)
  雪に被われた川の上をつぼ足で下る。
  膝まで足が潜るのは、当然のこととして、
  一度、胸まで落ちてしまった。
  下は川が流れている。なんとか這い上がった。
  そして川の流れに沿ってどんどん下った。
  注意していたのは、
  長治谷作業所・中山神社と地蔵峠との
  分岐点である。
  分岐点の近くで急に踏み跡が現れ、ほっとする。
  この辺りまでを往復した足跡である。
  釣りに来た人のものらしい。
  そしてそのすぐ先で、指導標が現れ、
  そこは地蔵峠でもあった。
  長治谷の方から男性が一人こちらに向かってきた。
  釣り人である。
  釣果は20㎝ほどのヤマメが一匹だそうだ。
中山神社分岐(650m)
地蔵峠(675m) ・・・・・・・・13:15~13:20(705→675m)(13℃)
  地蔵峠で一息入れ、駐車場に向かう。
  若い釣り人には先に行ってもらう。
600m ・・・・・・・・・・・・13:40~13:55(600m)(13℃)
  腹が空いたので、日溜まりで、昼食にした。
生杉ブナ原生林(560m) ・・・・14:13(570m)(13℃)(8231歩)
  まったく雪に被われて、踏み跡がなく、
  それも初見参の山を歩いたのは、
  始めてではないか。
  短時間ではあったが、良い経験をした。
  駐車場には、われわれが来る前からあった、
  スキーがふた組立てかけられた車が
  一台だけしかなかった。
  山頂で出会った男性は、来た道を戻ったようだ。
              (02:48/03:23)
 翌日も、残雪の百里ヶ岳に登った。