天ヶ岳・妙高山・神池行者山

天ヶ岳・妙高山・神池行者山・小富士山
 Ⅰ カラタキ西端・天ヶ岳・日ヶ奥池渓谷(1)
 Ⅱ 日ヶ奥池渓谷・神池寺・妙高山(2)
 Ⅲ 神池行者山・小富士山
【天ヶ岳】(あまがたけ)は、兵庫県丹波市市島町南と喜多にまたがる。標高は312mである。
【妙高山】(みょうこうさん)は、兵庫県丹波市春日町多利、鹿場にまたがる。標高は564.5mで、二等三角点(点名も妙高山)が設けられている。ふるさと兵庫100山に選ばれている。
【行者山】(ぎょうじゃやま)は、兵庫県丹波市市島町北奥に位置する。標高は453.7mで、四等三角点(点名は神池)が設けられている。神池行者山(じんちぎょうじゃやま)ともいう。
【小富士山】(こふじやま)は、兵庫県丹波市市島町梶原、春日町小多利、春日町池尾にまたがる。標高は231mである。丹波富士という。
Ⅰ カラタキ西端・天ヶ岳・日ヶ奥池渓谷(1)
2011年4月5日(火)(晴れ)単独(13~19℃)
春日IC=10:00
  かつて「行者さん」を祀っていた
  愛宕神社跡が、小富士山の東にある
  カラタキの西端にあるらしいというので、
  そちらに向かう。
  道路脇に緩い石段があって、
  墓地が見えたので、車を停める。
カラタキの西端=10:10~10:30
  墓地の脇に、NHKのテレビ用ケーブルの
  埋設注意の立て札が立っている。
  それに沿って、ちょっと急であるが、
  共同アンテナまで登る。
  「愛宕神社之跡」の石碑が建っていた。
  「明治三十四年三月二十五日/
  小富士山神社へ合祀/昭和四十六年
  三月吉日/小多利区建之」と
  銘が刻まれていた。
  小富士山神社は、すぐ近くなので
  寄ってみることにした。
小富士山神社=10:32~10:53
  拝殿の内部には、中央に厳島神社、
  右に竈神社、左に愛宕神社が
  祀られている。
  それぞれの扉が閉じられているので、
  どのようになっているかは分からない。
  愛宕神社には、
  役行者が祀られているのだろうかとも
  思ったりする。
  境内には、左側に愛宕燈籠があって、
  享保九年(1724)の銘があった。
  また右側の燈籠には、寛延元年(戊辰)
  十一月(1748)の銘があった。
  いよいよ日ヶ奥池の天ヶ岳に向かう。
日ヶ奥池北西端=11:02
  駐車スペース。
  ひと気は全くないが、天気もよく、
  日ヶ奥池の湖面は静かで美しい。
日ヶ奥池北西端=11:15(150m)(17℃)
  駐車スペース。
  車を停めた池の北西端の広場から、
  池に沿って、林道を東に歩く。
  日ヶ奥池の北東端付近の取付が
  どこだろうかと探しながら歩く。
  林道は、「塚原」に向かって
  続いているようだ。
  地図を見ると、その途中から
  北方の「端」に向かう道があるようだが、
  そこから取り付けるのかな、
  そこまで行ってみるかとも思ったが、
  もし取付がなかったら、
  時間のロスにもなるので、
  引き返して、取付を探すことにした。
取付=11:33
  測量用のポールが立っている。
  おそらくこれがルートだろうと見定める。
  しかしそこからはちょっと
  登りにくいので、少し右に寄ると、
  笹藪の所から入れそうである。
  そこから左に向かって登っていく。
  白いポールにピンクのテープが
  ぶら下がっている。
  その下に梶原区の標柱。
  上を見るとさらにポールが見える。
  踏み跡は明瞭である。
  急な直登で、あえぎ、
  汗をしたたらせながら登る。
地点=11:42~11:43(211m)(18℃)
  シダの藪が途切れた地点。
  最初の藪が途切れたところで、一息つく。
尾根合流地点=11:51(278m)(16℃)
  尾根にたどり着くと、
  稜線を左右に道が走っている。
  右からの道は、「塚原」あるいは
  「端」からの道かも知れない。
  南区のポールになる。
  左へ向かう。小さな起伏をいくつか
  越えると、一番高いところに至る。
天ヶ岳(312m)
  天ヶ岳頂上のようであるが、
  なんの標識もない。もう少し先に進む。
石祠=12:03~12:14(319m)(13℃)
  石組みの石祠のある広場で、
  丸彫りの役行者の石像が祀られている。
  右手に錫杖、左手に経巻を持った
  倚像である。
  丸顔の品の良さそうな顔をしているが、
  どこか寂しそうな感じもする。
  石像の足元には、寛永通宝と鉈が
  置いてあった。
  どんないわれがあるのだろうか。
  さてここから先は、
  もう高いところもなく、下り一方の
  ようである。往路を戻ることにする。
天ヶ岳=12:16~12:17(324→312m)
  (14℃)
  312m。
  なんの標識もないが、
  ここが間違いなく頂上である。
尾根合流地点=12:24~12:26(270m)(12℃)
  足元に注意をして、急坂を下る。
シダの藪が途切れた地点=12:32(205m)
  (19℃)
取付=12:39~12:41(144m)(16℃)
  取付から広場に戻る途中で、
  広場の左に小社が見える。
日ヶ奥池北西端=12:43(142m)(19℃)
  駐車スペース。
  小社に行ってみると、
  小多利日ヶ奥池改修の石碑などがあった。
    (01:11/01:28)
 次項(Ⅱ)に続く。
Ⅱ 日ヶ奥池渓谷・神池寺・妙高山(2)
2011年4月5日(火)(晴れ)単独(9~21℃)
 前項(Ⅰ)の続きである。
日ヶ奥池北西端=13:00
  駐車スペース。
  山を挟んで南側にある日ヶ奥池渓谷に
  向かう。
  そこから神池寺・妙高山を往復する
  予定である。
日ヶ奥池渓谷=13:05
  駐車場。
  駐車場には、作業用の軽自動車が
  一台停まっていたが、ひと気がない。
日ヶ奥池渓谷=13:15(128m)(21℃)
  駐車場。
  林間コース、滝めぐりコース、
  展望広場コース、神池寺コースがある。
  滝めぐりコースを含む神池寺コースを
  選ぶ。
  不動山(宮山)に登る展望広場コースも
  おもしろそうで、
  機会があったら行ってみたい。
天柱石=13:16(118m)(16℃)
前鬼
  石仏で、最初に出会ったのが、
  前鬼の丸彫りの石像である。
  頭部が欠けているのが残念である。
  前鬼であるとの説明はない。
  少し先で、「水神不動尊」
  「大峯山/一千二百回忌供養塔/役行者」
  「役行者、後鬼」が祀られている
  石仏群に出会う。
役行者=13:25~13:36
  役行者、後鬼は丸彫りの石像である。
  なぜか役行者は、右手に新しい剣を
  掲げているが、そぐわない。
  元々は、錫杖であったはずである。
  左手には経巻を持っている。
  瞑想をしているかのような表情をした
  倚像である。
  また前鬼もここに祀るべきでは
  ないだろうか。
  なお足元に石像の頭部が
  安置されているが、前鬼のものではない。
白龍雌滝=13:39~13:40(143m)(12℃)
  『兵庫丹波の山(上)』(慶佐次盛一、
  ナカニシヤ、1991年、136ページ)
  には、この雌滝に役行者が
  祀られていたと記されている。
山の神=13:42(167m)(12℃)
白龍雄滝=13:44~13:45(185m)(13℃)
  ゆっくりしてしまったので、先を急ぐ。
水辺広場=13:47(206m)(13℃)
神掛=13:56(270m)(14℃)
小峠=14:03(336m)(13℃)
南ヶ谷
  ここから山道に入る。
  道標がしっかりしているので、
  ひたすら急ぐ。
ゲート=14:17(387m)(10℃)
  ここから車道歩きになる。
  りっぱな車道が、下からヘアピンカーブを
  回ったところである。
  朽ちた道標が神池寺会館まで
  あと0.8kmであることを示している。
(車道)
神池寺=14:25(445m)(15℃)
  駐車場。
  丹波比叡妙高山神池寺。
  天台宗中本山妙高山神池寺。
  境内の「丹波比叡妙高山神池寺縁起」に
  よれば、次のように記されている。
  「神池寺の開基は/奈良朝元正天皇の
  養老二年(七一八年)天竺より渡来された
  持明法道仙人が観世音菩薩を安置された
  ことにより始まる/山容が教典に出てくる
  須弥山に似ているので妙高山と山嶺に
  不増不滅の霊池が有るので神池寺と
  名付けられた……」。
  境内を一巡し本堂に向かう。
  本堂前の石段下に、
  戦後に創立された丹波神和会によって
  「役行者千二百五十年記念」の石碑
  「神変大菩薩之塔」が建てられている。
本堂・行者堂=14:42(477m)(11℃)
  本堂には千手千眼観世音菩薩が
  祀られている。
  本堂の左手に行者堂がある。
  内部の厨子には御簾が
  掛けられているので、
  役行者の様子は分からない。
分岐=14:48(509m)(10℃)
  神池寺会館、大覚殿への分岐。
  下山はそちらに向かうことにして、
  山頂へと急ぐ。
妙高山=14:56~15:01(583→565m)(9℃)
  564.5m、二等三角点。
  地蔵尊を祀る祠がある。戻る。
分岐=15:07(493m)(9℃)
  神池寺会館、大覚殿へと向かう。
分岐=15:08(483m)(9℃)
  神池寺会館、大覚殿と本堂への分岐。
  間違って、本堂に向かうと、
  すぐに往路に戻った。
本堂・行者堂=15:12(463m)(9℃)
神池寺=15:15(429m)(11℃)
  駐車場。
  後はひたすら日ヶ奥池渓谷へと急ぐ。
(車道)
ゲート=15:22(375m)(9℃)
  山道へ。
南ヶ谷=15:32(340m)(9℃)
  ここから遊歩道。
小峠=15:33(328m)(10℃)
神掛=15:39(260m)(12℃)
水辺広場=15:45(201m)(14℃)
白龍雄滝=15:47(181m)(14℃)
山の神=15:49(167m)(12℃)
日ヶ奥池渓谷=15:57(123m)(12℃)
  駐車場。
  阿陀岡神社付近から望む小富士山は
  きれいな姿をしている。
    (02:24/02:42)
Ⅲ 神池行者山・小富士山
2011年4月9日(土)(曇り)単独(14~19℃)
 家を出る時は、小雨が降っていたが、春日ICを下りるあたりでは、晴れていた。予定通り神池行者山に向かうことにした。神池まで車で入ろうとしたら、ゲートがあったので引き返す。
 神池公民館の前に路上駐車することにした。道幅に余裕があるので、ここなら迷惑にならないはずだ。
 (神池)行者山では、下りで道を間違え、小富士山では、登りで道を間違え、難儀した。
神池公民館=11:47(116m)
  路上駐車。
ゲート
  人が入るのには、問題ない。
神池北西端=11:54(164→172m)(19℃)
  舗装林道が続く。
  池には弁財天が祀られ、
  その先には地蔵尊が祀られている。
石灯籠=11:59~12:02(171m)(16℃)
  「奉納 大峰山」「大正十二年九月」。
  舗装林道が神池に沿って続くが、
  ここで右に未舗装林道が分岐している。
  取付がよく分からないが、
  とにかく石灯籠の後ろから山に入り、
  登っていく。
  小さな谷筋の道だが、歩きにくいので、
  逸れないようにして左側の尾根を歩く。
大岩=12:12~12:15(221m)(15℃)
  1、2mほどの目立つ岩が現れる。
  一休みする。
大岩
  さらに分かりにくい踏み跡をたどって
  登っていくと、さっきと同じくらいの
  大きさの岩と出会う。
  そのすぐ上で、明瞭な幅の広い水平道に
  出会う。
  少し右に行ってみると、
  炭焼き窯跡があった。
炭焼き窯跡=12:20(245m)(14℃)
  帰りは、ここから下ることにする。
  水平道を引き返し、
  時計回り(左回り)で
  少し上り気味に歩く。
  しかし、すぐに急坂が待っている。
  それでも踏み跡が明瞭なので
  気が楽である。
  そこここに、白い花びらが落ちている。
  上を見ると、タムシバがきれいだ。
平坦地=12:37(370m)(14℃)
  平坦なところに出るが、
  それもすぐに急坂になる。
大岩=12:41~12:46(394m)(14℃)
  大きな岩が切り立っていて、
  その下に不動明王が祀られていた。
  その銘から宝暦八寅(1758)十一月、
  三ヶ村によるものである。
  そしてさらに登り詰めると、
  祠があった。
祠=12:53~12:59(435m)(14℃)
  祠に中に厨子があって、
  その中に彩色された役行者、前鬼。
  後鬼の木像が祀られていた。
  役行者は笑って迎えてくれて
  いるようである。
  右手に錫杖、左手に経巻を持った
  倚像である。
  上を見ると山頂も近いようなので、
  祠の後ろから登る。
行者山=13:03~13:07(466→454m)
  (14℃)
  神池行者山。453.7m、四等三角点。
  山頂には、三角点があるだけで、
  山名を記したものはなかった。
  下山は、役行者の祠まで行けば、
  あとは道もはっきりしているので、
  問題ないはずだが、
  つい油断してしまった。
  調子よく急な道を下っているうちに、
  祠を見過ごしてしまった。
  そこで登り返して、
  探せばよかったのだが、
  見当だけで下ってしまった。
  見覚えのない植林地に出会って、
  磁石を見ると、
  東に向かって下っていた。
  気を取り直して、
  方向を北に向けて下ることにした。
  沢音が聞こえてきたが、
  神池に流れ込んでいるのであろう。
  もっと北の方に行くべきだと思ったが、
  小さな谷を越えるのが面倒なので、
  その谷の下に向かって下った。
  すると作業道に出会った。
未舗装林道終点=13:39(193m)(14℃)
  作業道を左に向かうと、
  未舗装林道の終点になっていた。
  あとは北へと、
  その道を進むだけである。
  舗装林道になると、神池の南端である。
  その少し先で、
  桜の花がすごく美しく見えた。
灯籠=13:46(172m)(16℃)
  やっと取付地点に戻ったことになる。
弁財天=13:49
  地蔵尊、弁財天を過ぎ、
  神池の北西端から神池公民館へと
  往路を戻った。
ゲート=13:51(162m)(16℃)
神池公民館=13:57(126m)(17℃)
  路上駐車。
    (01:49/02:10)

神池公民館=14:13
  路上駐車。
  バナナなどを食べて腹ごしらえをし、
  次に行くところを考える。
  予定通り、小富士山に向かう。
鴨神社=14:23~14:32
  鴨神社に立ち寄る。
巌高山桃源寺=14:37
  駐車場。

巌高山桃源寺=14:45(80m)(18℃)
  駐車場。
  日限地蔵尊など境内を見る。
  行者堂、不動明王が
  祀られているのではないかと
  期待したが、なかった。
  本堂の裏の墓地の間を抜けて、
  山道にまっすぐ入る。
  えぐられた道を登る。
  枯れ葉で、滑って歩きにくい。
  下を向いたまま、歩いていたので、
  テープのある右に入る地点を
  見過ごしてしまった。
  道は、藪の中を歩くように、
  様相が変わってきた。
  おかしい、間違ったかな、
  取付を間違えたかも知れない、
  などと思い浮かべながら、
  とにかく上へ登ればいいと決めて、
  登った。えぐられた道を避けて、
  その左を登った。
  その後、右の方に移り、岩を登り、
  さらに右に移動していくと、
  登山道に出会った。
登山道合流=15:05(201m)(18℃)
  急だが、もう藪の中を
  歩かなくていいのは、救いである。
最上展望台=15:07(209m)(19℃)
  大きな看板がある。確かに景色はいい。
みはらし絶景哉=15:09(215m)(19℃)
小富士山=15:12~15:17(235m)(16℃)
  231m。
  お堂があったが、中は分からない。
  下りは足元に気をつけながら下る。
みはらし絶景哉=15:19(215m)(16℃)
最上展望台=15:20(210m)(16℃)
第二展望台=15:25(168m)(17℃)
第一展望台=15:30~15:31(134m)(17℃)
右折点=15:33(113m)(16℃)
  テープ。ここに来て、
  登りで間違った地点を確認した。
  展望台には、大きな看板があるのに、
  ここに、もう少し分かりやすい標示を
  してくれていたなら、道を間違うことも
  なかったのにと、
  つい愚痴ってしまった。
巌高山桃源寺=15:36(83m)(16℃)
  駐車場。
  木寺公民館の方に寄ってみたりしたが、
  なんの成果もなく、帰路についた。
    (00:45/00:51)