西穂高岳

西穂高口・西穂山荘・独標・西穂高岳
 第一日 西穂高口・西穂山荘
 第二日 西穂山荘・独標・西穂高岳
 西穂独標(にしほどっぴょう)は、長野県松本市安曇と岐阜県高山市奥飛騨温泉郷にまたがる。標高は2701mである。東海の百山に選定されている。
 西穂高岳(にしほたかだけ)は、長野県松本市安曇と岐阜県高山市奥飛騨温泉郷にまたがる。標高は2908.7mで、三等三角点(点名は前穂高)が設けられている。花の百名山、飛騨百山、ぎふ百山に選定されている。
第一日 西穂高口・西穂山荘
2008年8月2日(土)(曇り)10人(17~21℃)
 今日に予定は、京都で待ち合わせて、車で新穂高に行き、駐車場に車を停め、新穂高ロープウェイで西穂高口に上り、西穂山荘まで歩くことである。
 朝早く神戸を出て、8時、JR京都駅八条口に到着。京都出発は、先輩、後輩、男女あわせて8人の予定。予定表をもらう。車2台に分乗。
 途中、ひるがのSAで昼食。新穂高に着いたのは14時頃で、東京組2人と合流。
 ロープウェイ駐車場に、帰りの着替えは車において、車を預ける。新穂高温泉駅から、新穂高ロープウェイで鍋平高原駅、しらかば平駅を経て、西穂高口 駅に到着したのが14時50分であった。
西穂高口駅=15:00(2136m)(21℃)
  2155.9m。
  メンバー総勢10名。
  皆元気に、意気揚々と西穂山荘に向かう。
休憩=15:50~15:58(2209m)(19℃)
西穂山荘(2460m)=16:15(2295m)(17℃)
     (01:07/01:15)
 下界とは全く違って、涼しい。6時半からの夕食を待つ間、外で生ビールを飲む。そのうち寒くなってきた。
 室内でさらに歓談が続く。夕食時にもビールを注文する。P氏が明日の起床時間を4時と決める。涼しく、天気の安定している内に登ろうということである。
 部屋は、混雑していて、布団1枚に二人の割り当て。眠れた人もいれば、徹夜した人もいたようだが、大半は、眠ったり、目を覚ましたりしただろう。
第二日 西穂山荘・独標・西穂高岳
2008年8月3日(日)(晴れ)10人(10~23℃)
西穂山荘(2460m)=04:30(2460m)
   ヘッドランプをつけて歩き出す。
  先頭がP氏、そして私がしんがり。
  K氏は写真を撮るために、前後を移動。
丸山(2452m)=04:47(2522m)(17℃)
  裸地。
  まだ暗いのでよく分からないが、
  ここが丸山なのだろうか。
  この後、ケルンのあるピークが
  いくつか現れる。
  右前方は、朝焼け、正面には穂高の山々の
  シルエットが浮かび上がり、
  左手には笠ヶ岳が横たわっていて、
  雲から顔を出したり隠れたりしている。
ピーク=04:55(2539m)(10℃)
  最後のケルンのあるピーク。
  すでに先行者もいて、
  山の斜面にポツリポツリと点のように
  見える。かなり上の方にも見える。
休憩=05:10~05:15(2616m)(11℃)
  風が吹くとやはり寒いので、
  雨具の上着を着る。
  ヘッドランプはしまう。
西穂独標=06:00~06:35(2778m)(12℃)
  2701m。
  独標にやっと到着した。早い時間なので、
  先行者も2、3名とまだ少ない。
  標準歩行時間より少し遅い。
  朝食用のおにぎりを食べる。
  ピラミッドピークの方から空身で、
  単独の男性がやってきて、
  西穂山荘の電話番号を知らないかという。
  教える。親子二人の内、58歳の父親が
  西穂高岳で落ちたという。
  その連絡だという。
  その間に後から登山者が
  少しずつ登り着いてくる。
  同時に西穂高岳に向かっていく
  登山者もいる。
  あまりうれしくない情報を
  耳にした直後なのだが、
  P氏がこの先の西穂高岳に
  行くかどうかを聞く。
  4氏がここから引き返すことにした。
  残りの6名で西穂高を目指すことになる。
  西穂高岳に向かう独標からの下りに
  問題がなければ、西穂高岳まで行くのに、
  技術的問題はないとインターネットなどで
  情報を得ていたが、この下りにはそれほど
  難しさを感じなかった。
ピラミッドピーク=07:07~07:10(2763m)
  ここでG氏が戻ることになった。
  しんどそうで、
  遅れ気味だったことは事実だが、
  少々残念ではある。
  残る5人で西穂高岳山頂を目指す。
  山頂への道筋も見える。
  いくつかのピークがあるが、
  うまく抜けていくような道に
  なっているようだ。
  全体的に気になるのは、
  岩が所々はがれそうで、
  確かめて登らないと、
  頼りにならないところだ。
  それと浮き石である。そんな中で一ヶ所、
  とくに気になるところがあった。
  足がかりがちょっと見つけにくく、
  ザレた感じで滑りやすそうな所である。
  戻りにはそこが下りになるだけに
  気になった。
  そんなことを考えながら、
  あと少しで頂上だと思っていたとき、
  コルあるいはキレットのようなところで、
  ブロッケン現象に出会った。
  7時47分頃である。
  右手(東)から陽が差し、
  それが左手(西)のガスに映る。
  円形の虹の中に自分の姿を見るのは
  不思議である。
  今までも数度経験しているが、
  同じように、うまく写真には
  写らないだろうなと思いながらも、
  夢中にシャッターを切り、眺めた。
西穂高岳=07:58~08:30(2884→2909m)
  (17℃)
  2908.6m、三等三角点。
  独標から1時間20分。
  標準歩行時間よりやや早く、到達した。
  迎えるP氏と両手でタッチをした。
  十二分に満足感を得られた。
  山頂からは360度の展望が広がり、
  近くの山々、穂高はもちろん、
  遠く富士山も頭を出していた。
  そんな中をヘリコプターがやってきて、
  ホバリングしている。
  ここで落ちたという遭難者を
  捜索しているようだ。
  まさに目の前にヘリコプターがいたが、
  さすがにそのヘリコプターの姿を、
  写真に撮る気にはならなかった。
  ゆっくり展望を満喫した後、
  帰路に立った。
  ピラミッドピーク、独標が
  かなり下方に見える。
  疲れてくると、
  足の運びがつい乱暴になるので、
  慎重に歩く。
  ピラミッドピークを遠くに感じる。
  気になっていた地点も
  それほどのこともなく下った。
ピラミッドピーク=09:17~19:27(2779m)
  慎重に歩いた分、時間が少しかかって、
  やっと独標に到着した。
  難所はほぼ通過したので、一安心。
  来し方を見やり、
  周囲を見渡して一息入れる。
  気を抜かずに歩く。
西穂独標=09:52~09:55(2745m)
  2701m。
  独標にたどり着くと、
  多数の登山者が詰めかけていた。
  西穂山荘で、朝食を摂って、
  登ってきた人たちだ。
  これから西穂高岳に向かう人もいるが、
  ここまでで引き返す人が多い。
  最初の下りを慎重に下る。
  あとはひたすら歩くだけだ。
  気温も高くなってきた分、
  登ってくる人たちがしんどそうに見える。
  それにもまして、我が身の疲れた足に、
  ガレた道はしんどい。
  つい足を滑らしてしまい、
  尻餅をつきそうになった。
ピーク=10:33(2473m)(19℃)
  下れば下るほど、
  登ってくる人たちは元気で、
  おそらくわれわれは、
  足取りが疲れて見えるに違いない。
丸山(2452m)=10:44(2454m)(19℃)
  ここまでくると、
  観光気分の人たちもいる。
西穂山荘=10:55~11:25(2394m)(21℃)
  西穂山荘で、先に下山した先輩達と
  落ち合う。
  記念写真を撮ったりして、
  ゆっくりした後、急ぐこともなく、
  和気藹々と新穂高ロープウェイ・
  西穂高口駅に向かった。
休憩=11:47~11:57(2280m)(21℃)
休憩=12:40~12:45(2176m)(22℃)
西穂高口駅=12:50(2188m)(23℃)
  2155.9m。
  新穂高ロープウェイ。
    (06:07/08:20)
 西穂高口駅から新穂高ロープウェイで、新穂高温泉に下り、温泉の日帰り湯に入って、その日のうちに帰路についた。