御池岳・鈴北岳・鈴ヶ岳

御池岳(1247m) 三重県いなべ市、滋賀県東近江市。
鈴北岳(1182m) 三重県いなべ市、滋賀県東近江市、滋賀県多賀町。
鈴ヶ岳(1130m) 滋賀県東近江市、滋賀県多賀町。
  御池岳は、鈴鹿山系の最高峰で、最高地点は丸山。 山頂部一帯は「テーブルランド」と
     呼ばれ、カルスト地形が形成されている。花の百名山、近畿百名山、関西百名山、
     近江百山などに選定されている。
  鈴北岳は、御池岳から日本庭園を経て、鞍掛峠に下る途中にあって、展望が良い。
  鈴ヶ岳は、鈴のような形の山で、訪れる人は少ないようである。
Ⅰ 鞍掛トンネル東口・コグルミ谷・御池岳・鈴北岳・鞍掛峠
Ⅱ 鞍掛トンネル東口・コグルミ谷・御池岳・鈴北岳・鈴ヶ岳・御池谷・鞍掛峠
Ⅰ 鞍掛トンネル東口・コグルミ谷・御池岳・鈴北岳・鞍掛峠
1998年4月29日(水)(曇りのち晴)二人(18~22℃)
  鞍掛トンネル東口(610m)・・・・・07:45(610m)
    駐車場。車が多い。車道をウォーミングアップ代わりにゆっくり下る。
  コグルミ谷出合(529m)・・・・・・08:05(520m)
  (コグルミ谷)
    登山者が多い。
    曇り気味の天気で蒸し暑く、登りが続くので、汗がほとばしり出る。
    蛙の鳴き声がうるさいくらいである。
  タテ谷分岐・・・・・・・・・・・・08:20(625m)
    ニリンソウが多い。
  長命水・・・・・・・・・・・・・・08:37~08:40(760m)(18℃)
    二口飲むと、1年長生きするそうな。汗をかいたので水がおいしい。
  カタクリ峠(945m) ・・・・・・・・09:01~09:08(920m)(18℃)
    白船(瀬)峠と御池岳への分岐。天ヶ平ともいわれる。
    白船峠・藤原岳方面に向かう。
    イワカガミの群落。ところどころにカタクリも見られる。
  荷ヶ岳(冷川岳)(1054m) ・・・・・09:38(1020→1055m)(18℃)
    藤原岳がときどき正面に顔を出す。
  白船(瀬)峠(1000m) ・・・・・・・09:48~09:50(1015m)
    10日前には、ここにもカタクリが咲いていたが、枯れてしまっている。
    ここから西に向かって、山腹を巻く道を歩く。静かな道であった。
  キャンプ地(850m)・・・・・・・・10:10(88m)(18℃)
   (真ノ谷)
    蛙がうるさい。ふと見ると、赤みがかった蛙が声の主であった。
    ここから谷川に沿った道になる。
  休憩・・・・・・・・・・・・・・・10:28~10:34(920m)(20℃)
  水枯れ・・・・・・・・・・・・・・10:40(940m)
    谷川の水もこのあたりから枯れて、伏流水になっている。
    ヤマシャクヤクが咲いていた。
  昼食 ・・・・・・・・・・・・・・ 11:00~11:25(1045m)(19℃)
  コグルミ谷分岐(1070m) ・・・・・11:27(1050m)(19℃)
    コグルミ谷から最短距離で、御池岳に登ってくる道との合流地点。
    花を見るために、白船峠まで遠回りしてきたことになる。人が多くなる。
    丸山へ向かう。
  鈴北岳分岐(1)(1080m)・・・・・・11:30(1065m)
    丸山へ。
  丸山・ボタンブチ・奥ノ平分岐(2)
    先にボタンブチ・奥ノ平の方に行くつもりが、人の流れに流されて、
    丸山に向かってしまった。
  丸山(1247m) ・・・・・・・・・・11:50~11:55(1250m)
    御池岳。鈴鹿山脈最高点。
    カレンフェルトのこんもりした山頂である。人が多く、座るところもない。
    ボタンブチ・奥ノ平の方に戻る。
  コグルミ谷分岐(2) ・・・・・・・・11:58(1240m)(22℃)
    ボタンブチ・奥ノ平の方に向かう。
    ちょうど丸山とよく似た地形のところがあって、さらに進むと笹薮である。
    それがまた猛烈な笹薮に変わる。さらにボタンブチ・奥ノ平の分岐から
    奥ノ平に向かう。少し先に進んでみて、先にみえる丸い頂が奥ノ平かと
    思うと、行く気が萎えてしまい、引き返した。
  ボタンブチ・奥ノ平分岐・・・・・・12:13(1230m)(21℃)
    ボタンブチのほうに行くのもやめた。
  休憩・・・・・・・・・・・・・・・12:20~12:30(1245m)(20℃)
    丸山とよく似た地形のところで、少し休み、真ノ谷へと戻った。
  真ノ谷分岐(1)(1080m)・・・・・・12:49(1065m)
  丸山分岐・・・・・・・・・・・・・12:50(1065m)(22℃)
    ここから鈴北の方に向かう。人が少なくなる。
  丸山分岐・・・・・・・・・・・・・13:06(1135m)(22℃)
  (池ノ平)
    広々としている。ピクニック気分で食事をしている人たちが多い。
  日本庭園
    日本庭園らしい雰囲気があまりしない。藤原岳のほうが庭園らしかった。
  真ノ池・・・・・・・・・・・・・・13:13(1150m)
  元池分岐・・・・・・・・・・・・・13:20(1160m)
    このあたり一帯は、数年前の山火事で、笹薮が焼け、見通しも
    よくなり、かつ歩きやすくなったそうだ。
  鈴北岳(1182m)・・・・・・・・・・13:25~13:35(1195→1180m)
    展望が良い。霊仙山が北方に横たわっている。来たほうを振り
    向くと、御池岳から肩ごしに藤原岳が遠望できた。
    鈴ヶ岳、御池谷は次回の楽しみとすることにした。
  タテ谷分岐・・・・・・・・・・・・13:38(1150m)
    笹薮が刈り込んであって、歩きやすい道になっている。
    かつては難路であったという。
  高圧電線鉄塔・・・・・・・・・・・14:22(840m)(20℃)
    道の両側に延々とカタクリが続き、満開で、疲れが吹き飛んだ。
  鞍掛峠(800m)・・・・・・・・・・14:26(815m)(22℃)
    峠から高度感のある山腹の道を、駐車場を見ながら一気に下る。
  鞍掛トンネル東口駐車場(610m)・・14:45(660m)(27℃)
                  (05:52/07:00)
Ⅱ 鞍掛トンネル東口・コグルミ谷・御池岳・鈴北岳・鈴ヶ岳・御池谷・鞍掛峠
2001年4月28日(土)(晴れ)二人(15~25℃)
  鞍掛トンネル東口・・・・・・・09:50(595m)(25℃)
    駐車場は満車。側道も駐車できるところは、ほとんど車が停まっている。
    トンネル東口を少し下ったところに、少々強引に駐車する。
    コグルミ谷出合に向かう途中、空のバスが2台。悪い予感がする。
  コグルミ谷出合(529.0m) ・・・10:04(520m)(21℃)
   (コグルミ谷)
    悪い予感があたって、のっけから2百名の大集団。その後ろを、
    同じペースで歩くわけには行かないので、少し強引に追い越して歩く。
  タテ谷分岐
  長命水・・・・・・・・・・・・10:32(735m)(17℃)
    長命水の手前で、やっと大集団の先頭に出た。
  カタクリ峠(945m) ・・・・・・10:49(890→945m)(18℃)
    天ヶ平。白船(瀬)峠・藤原岳分岐。御池岳に向かって直進。
    カタクリの群落はなく、道の両端に咲いている。
  鈴北岳分岐(1070m)・・・・・・11:07(1060m)(15℃)
    さらに御池岳・丸山に向かう。
  真ノ谷道出合 ・・・・・・・・・11:09(1070m)(15℃)
    御池岳・丸山に向かう。
  ボタンブチ分岐(1)・・・・・・・11:29(1245m)(17℃)
    ボタンブチには行かないつもりでいたが、再チャレンジ。
    途中から笹藪の道になるが、前回と違い、歩きやすい道になっていた。
  ボタンブチ ・・・・・・・・・・11:43~11:47(1210m)(20℃)
    南側の展望が、一望である。
  昼食 ・・・・・・・・・・・・・11:53~12:23(1265m)(23℃)
    引き返して笹藪を抜けたところ、丸山に似たところで、昼食にする。
  ボタンブチ分岐(1)・・・・・・・12:26(1250m)(20℃)
  丸山(1247m)・・・・・・・・・12:28~12:30(1265→1250m)(19℃)
    御池岳。鈴鹿山脈最高点。大集団が昼食を摂っていた。
  真ノ谷分岐 ・・・・・・・・・・12:45(1135m)(18℃)
    鈴北岳に向かう。気持ちの好い散策路になっている。
   (池ノ平)
  真ノ池 ・・・・・・・・・・・・12:51(1150m)(23℃)
   (日本庭園)
  元池分岐 ・・・・・・・・・・・12:58(1160m)(21℃)
  鈴北岳(1182m)・・・・・・・・13:05(1195m)(22℃)
    平ノ口。ヒルコバに向かう途中、福寿草に似た花が散見された。
    少し花が小さい。そうこうしていると、福寿草の大群落に出会う。
  福寿草の群落地 ・・・・・・・・13:25~13:30
    ひとしきり写真を撮る。
    ヒルコバに近づくと、それとわかる鈴のような形をした鈴ヶ岳が
    目前に現れる。
  ヒルコバ(1060m)・・・・・・・13:41(1015m)(18℃)
    鈴ヶ岳に向かいかけると、笹藪が出てくる。
    さらに灌木の枝がじゃまをして、歩きにくい道を、一気に登る。
  鈴ヶ岳(1130m)・・・・・・・・13:51~13:53(1135m)(18℃)
    写真を撮って、戻る。
  ヒルコバ(1060m)・・・・・・・14:02(1010m)(17℃)
   (御池谷)
    御池谷の急坂を延々と下る。遙か彼方に、谷を越えて、車道が見える。
  御池谷橋(471m)・・・・・・・・14:54(505→470m)(19℃)
    伊勢谷出合。ここで右折して、送電線道に向かう。
   (送電線道)
  送電線鉄塔・・・・・・・・・・・15:30(710m)(19℃)
    鉄塔に出て、現在地に間違いがないことを確認。
  尾根道分岐・・・・・・・・・・・15:34(730m)(19℃)
    尾根道を右に分ける。
  鞍掛トンネル西口分岐・・・・・・15:39(750m)(17℃)
    直進。
  742m送電線鉄塔・・・・・・・・15:41(765m)(17℃)
  鞍掛峠(791m) ・・・・・・・・・15:45(790m)(19℃)
    やっと到着した。ここから一気に、注意深く下る。
    停めてあるわれわれの車も見える。
  鞍掛トンネル東口(600m)・・・・ 16:05(620m)(19℃)
  駐車スペース・・・・・・・・・・16:10(605m)(19℃)
                 (05:37/06:20)