塩見岳

塩見岳・本谷山・三伏山・三伏峠
   塩見岳は、南アルプスの中央部にあって、長野県伊那市、静岡県静岡市
     葵区にまたがる。
     東峰(3052m)が最高地点で、西峰(3047.3m)に二等三角点がある。
     日本百名山、新日本百名山、甲信越百名山、信州百名山、静岡の百山
     などに選定されている。
   本谷山は、長野県伊那市と大鹿村、静岡県静岡市葵区にまたがる。
   三伏山、三伏峠は、長野県大鹿村、静岡県静岡市葵区にまたがる。
     三伏峠(さんぷくとうげ)は日本一の高所にある峠で、北アルプスの
     針ノ木峠、奥秩父の雁坂峠とともに、日本三大峠のひとつに数えられ
     ている。
     その標高については、地形図からみて、峠を鞍部と考えるのであれば、
     2560m~2570mの高さになり、現在の登山道の交差するところと
     考えれば、ほぼ2575mになる。2607mという場合は、ピークの標高で
     あって、峠といえるかどうか疑問である。
一日目 塩見岳(鳥倉林道駐車場・三伏峠小屋)
2004年7月16日(金)(晴れ)二人(15~27℃)
  鳥倉林道駐車場(1650m) ・・・・13:30(1650m)(27℃)
    長野県大鹿村大字大河原。
    13時10分に到着。駐車場は満車状態であったが、うまく入り込めた。
    三伏峠小屋では水場が遠いと聞いていたので、テント、食糧などに、
    多めの水を背負って歩いた。
  (鳥倉林道)
  地道・・・・・・・・・・・・・・14:05(1761m)(24℃)
    舗装道路が切れて地道になる。
  鳥倉登山口(1785m) ・・・・・・14:10~14:13(1769m)(24℃)
    「南アルプス大鹿登山口豊口山ルート」
    登山届を提出。
    登りになると、リュックの重さで、遅くなる。それに少し暑い。
  広場・・・・・・・・・・・・・・14:30
  2/10(標識) ・・・・・・・・・ 14:45(1996m)(19℃)
    標識は、鳥倉林道から三伏峠まで10分の2の地点を示す。
    この標識の数字を励みにして、頑張る。
  3/10・・・・・・・・・・・・・・15:00(2081m)(18℃)
  コル(2248m)・・・・・・・・・・15:06(2126m)(19℃)
  5/10・・・・・・・・・・・・・・15:24(2209m)(18℃)
  6/10・・・・・・・・・・・・・・15:35(2254m)(17℃)
  7/10・・・・・・・・・・・・・・15:51(2318m)(16℃)
  8/10・・・・・・・・・・・・・・16:04(2372m)(16℃)
  水場
    ほとんど涸れていて、ちょろちょろと出ているだけ。
  塩川小屋分岐(2435m)・・・・・・16:09(2398m)(16℃)
  9/10・・・・・・・・・・・・・・16:13(2424m)(16℃)
  三伏峠小屋(2580m)・・・・・・・16:33(2532m)(15℃)
    テント泊。晴れていれば夜空の星座を眺め、楽しむつもりであったが、
    あいにくのガス。夜中の気温はぐっと下がったようで、寒いくらい。
    8時頃に寝て、12時頃に目が覚めてしまう。後はうとうととした状態。
                  (03:00/03:03)
二日目 塩見岳(三伏峠小屋・塩見岳・鳥倉林道駐車場)
2004年7月17日(土)(曇り一時雨)二人(9~20℃)
     3時に起きて4時に出発するつもりであったが、ついうとうとと
     して、寝過ごしてしまった。
     食事をしたり、なんやかやで出発が5時半を過ぎてしまった。
  三伏峠小屋(2580m) ・・・・・ 05:33(2615m)(13℃)
    テントに宿泊用の持ち物は、デポしておいて出発する。
    天気はあまり良いとはいえない。ガスった状態。
  三伏峠(2575m) ・・・・・・・ 05:35
    三伏山・塩見岳分岐。
    時間は20分ほどよけいにかかるが、右の水場のある方に行くことにする。
  烏帽子岳分岐(2480m) ・・・・ 05:40(2587m)(12℃)
  (お花畑)
  水場・・・・・・・・・・・・・05:47~05:57(2551m)(14℃)
    タンクから冷たい水が出ている。顔を洗い、歯を磨く。さっぱりした。
    こちらにはあまり人が来ないようだ。三伏沢沿いの静かな道である。
    足も重く、体調が良いとはいえない。体がまだ起きていないような感じ。
  三伏小屋跡(2410m) ・・・・・06:09(2465m)(14℃)
    廃屋の小屋の木が積み重ねてある。トイレさえ解決できれば、
    この辺りのテント場の方が良いのにと、話しながら歩く。
  合流(2498m) ・・・・・・・・06:32(2550m)(14℃)
    5分ほど歩くと、右手に富士山が見えた。左手には町が見える。
    天気は良くなってきている。塩見岳もはっきりと見える。
    こちらに下ってくる人たちは、塩見小屋で泊まった人たちだろう。
  本谷山(2658.3m) ・・・・・・06:58~06:59(2695→2658m)(13℃)
    三等三角点。このころになると体の調子も普通になってきた。
    塩見山の左に見えるのは、権右衛門山。
  2512m ・・・・・・・・・・・07:30(2526m)(14℃)
  塩見新道分岐(2660m) ・・・・08:08(2671m)(12℃)
  塩見小屋(2750m) ・・・・・・08:22~08:37(2760m)(14℃)
    カメラと水だけを持って、塩見岳に向かう。
  2766m
  塩見岳西峰(3047.3m) ・・・・09:23(3052m)(9℃)
    二等三角点。日本百名山。そのまま東峰に向かう。
  塩見岳東峰(3052m) ・・・・・09:25~09:30(3052m)(10℃)
    富士山がはっきり見える。左の方に見えるのは、仙丈岳であろうか。
  塩見岳西峰(3047.3m) ・・・・09:35~09:40(3047m)(14℃)
  2766m
  塩見小屋(2750m) ・・・・・・10:25~10:57(2769m)(20℃)
    昼食にする。あまり食欲がない。
  塩見新道分岐(2660m) ・・・・11:08(2686m)(15℃)
  2512m ・・・・・・・・・・・11:40(2535m)(15℃)
    湿地。苔。ちょっとした庭園らしい地点。
    ふり返るとガスがどんどん張ってきて、塩見岳はもう見えない。
  本谷山(2658.3m) ・・・・・・12:20~12:23(2681→2658m)(16℃)
  三伏小屋跡分岐(2498m) ・・・12:42(2519m)(15℃)
    雨がぽつりぽつりと降り始める。
    夜露で濡れたテントが乾いているうちに戻りたかったが、諦める。
  三伏山(2600m) ・・・・・・・13:10~13:12(2624m)(15℃)
  三伏峠(2575m) ・・・・・・・13:21(2577m)
    三伏小屋跡・水場分岐
  三伏峠小屋(2580m) ・・・・・13:27~14:09(2581m)
    テント場は満員である。次から次へと登山者がやってきた。
    テントの撤収していると、徐々に雨が上がってきた。
    重い荷物を背負って、下山にかかる。
  塩川小屋分岐(2435m) ・・・・14:28(2454m)(14℃)
    次から次へと登ってくる。濡れた丸太の階段は要注意である。
  鳥倉林道まで2㎞・・・・・・・14:50
  5/10 ・・・・・・・・・・・・15:01(2260m)(16℃)
    やっと林道まで半分。
  鳥倉林道まで1㎞・・・・・・・15:17(2172m)
    あと約30分。
  鳥倉登山口(1785m) ・・・・・16:00~16:02(1813m)(20℃)
    2時間あまりの下山は、ウンザリするほどの気分であった。
    後は林道歩きだけ。
  鳥倉林道駐車場(1650m) ・・・16:37(1699m)(20℃)
    駐車場は車があふれかえっていて、道路脇にもえんえんと駐車してあった。
                (09:07/11:04)