| 蓮華温泉・朝日岳・雪倉岳・三国境・白馬岳・小蓮華山・乗鞍岳・栂池自然園 |
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| 第一日目 蓮華温泉・朝日岳・朝日小屋 |
| 第二日目 朝日小屋・朝日岳・雪倉岳・三国境・白馬岳・白馬岳頂上宿舎 |
| 第三日目 白馬岳頂上宿舎・白馬岳・三国境・小蓮華山・船越ノ頭・乗鞍岳・栂池自然園 |
| 第一日目 蓮華温泉・朝日岳・朝日小屋 2015年8月8日(土)(晴れ)二人(13~30℃) |
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| 花園三角点(三等三角点、1753.7m)は、新潟県糸魚川市に位置し、草原にある。 朝日岳(二等三角点、2417.9m)は、新潟県糸魚川市、富山県下新川郡朝日町に またがる。新日本百名山、日本三百名山、新潟100名山に選ばれている。 久しぶりに、重い荷物を背負って歩いた。 天気も良く、山岳風景、高山植物を十分に、楽しむことができた。 |
| 蓮華温泉ロッジ(1475m) ・・ 05:32(1475m) 新潟県糸魚川市。 朝食に、おにぎりを一つずつ食べて、出発する。 朝日岳登山口・・・・・・・・05:40(1460m)(15℃) 蓮華温泉キャンプ場。 蓮華の森分岐(1455m) ・・・ 05:45(1465m)(15℃) 雪倉岳登山道(鉱山道)分岐。 アヤメ平・・・・・・・・・・05:59~06:02(1360m)(18℃) 急に開けて、お花畑が広がる。 ここではアヤメを見なかったが、山域のあちらこちらで見ることができた。 兵馬の平・・・・・・・・・・06:08(1330m)(15℃) アヤメ平よりも広く、高山植物も多くなる。雪倉岳を望む。 ミヤマトリカブト。キンコウカ。シモツケソウ。 展望台分岐(1330m) ・・・・ 06:15(1330m)(13℃) 蓮華の森周遊コース分岐。展望台には立ち寄らず、先を急ぐ。 瀬戸川橋(1180m) ・・・・・ 06:49(1180m)(19℃) 蓮華温泉ロッジから300メートルほど下ったことになる。 白高地沢ののぞき・・・・・・07:37(1340m)(21℃) ヒョウタン池・・・・・・・・07:45(1365m)(20℃) 白高地沢橋(1355m) ・・・・ 07:51~08:11(1355m)(21℃) 2011年に完成した白高地(しらこうち)沢橋を渡ったところで食事。 朝食の残りのおにぎりを一つずつ食べる。 (カモシカ坂) カモシカ原 高山植物を見ながら歩く。山並みが幻想的であった。暑さが増してきた。 花園三角点(1753.7m) ・・・ 09:38(1745m)(30℃) 草原の中にある三等三角点。朝日岳を望む。 水場分岐・・・・・・・・・・09:47~09:56(1765m)(27℃) 一休みする。 暑く、しかも直射日光の中を歩いているので、冷たい水がいっそうおいしい。 (五輪尾根) 高山植物を楽しみながら歩く。 ハクサンコザクラ。クルマユリ。シロウマリンドウ。ゴゼンタチバナ。 アズマギク。 青ザク・・・・・・・・・・・10:20~10:25(1890m)(30℃) こんなに暑くなるとは、思ってもいなかったので、閉口する。 登り切ると五輪の森で、樹林帯に入る。タカネマツムシソウ。 五輪の森・・・・・・・・・・10:36(1960m)(28℃) 休憩・・・・・・・・・・・・10:59~11:08(1995m)(25℃) 暑さのせいか、バテてしまった。 白高地(八兵衛平) 千代の吹上(2225m) ・・・・ 12:23~12:33(2200m)(27℃) 長栂山、栂海新道分岐。 ここから新潟県糸魚川市と富山県下新川郡朝日町の県境になる。 予定より遅れたが、先が見えたので、ほっとした。 正面に見える山を一越えすれば、朝日岳である。 白馬岳分岐・・・・・・・・・13:09(2380m)(21℃) 朝日岳(2417.9m) ・・・・・ 13:09~13:18(2380→2420m)(20℃) 二等三角点。新日本百名山、日本三百名山。 やっと山頂に立った。ここから富山県に入る。朝日小屋はまだまだ先で、遠い。 水谷のコル・・・・・・・・・13:56(2145m)(27℃) 白馬水平道分岐。 朝日小屋(2140m) ・・・・・ 14:03(2170m)(25℃) (07:26/08:31) |
| 第二日目 朝日岳・雪倉岳・三国境・白馬岳・白馬岳頂上宿舎 2015年8月9日(日)(晴れ)二人(14~26℃) |
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| 雪倉岳(二等三角点、2610.9m)は、新潟県糸魚川市、富山県下新川郡朝日町に またがる。日本二百名山、新潟100名山に選ばれている。 頂上直下の南側に、二重山稜がある。 三国境(2751m)は、新潟県糸魚川市、富山県下新川郡朝日町、長野県北安曇郡 白馬村の三県境にまたがる。 白馬岳(一等三角点、2932.3m)は、富山県下新川郡朝日町と長野県北安曇郡 白馬村にまたがる。白馬三山の主峰。日本三大雪渓のひとつ白馬大雪渓がある。 日本百名山、新日本百名山、一等三角点百名山、花の百名山、甲信越百名山、 越後百山、信州百名山などに選定されている。 二日目のロングトレイルである。このコースは、反対側から歩いてくる人が多い。 雪倉岳への登りで、バテてしまった。 山域を通じて、ミヤママツムシソウが多かった。 |
| 朝日小屋(2150m) ・・・・・・・ 05:41(2150m)(14℃) 水谷のコル・・・・・・・・・・・05:45(2140m) 白馬水平道分岐。水平道も通行可能であったが、朝日岳経由にする。 一気に朝日岳に登る。 朝日岳(2417.9m) ・・・・・・・ 06:32~06:47(2410m)(19℃) ここから白馬岳へ向かうのは、われわれだけであった。 三国境まで新潟県糸魚川市、富山県下新川郡朝日町の県境を歩く。 蓮華温泉分岐・・・・・・・・・・06:47~06:48 この下りの道も、歩きやすいという道ではない。 ニッコウキスゲ。ハクサンフウロ。シロウマオウギ。 休憩・・・・・・・・・・・・・・07:35~07:43 白馬水平道分岐(2040m) ・・・・ 07:56~07:58(2050m)(22℃) 朝日岳と赤男山との鞍部。赤男山を巻いて歩く。 キヌガサソウ。 小桜ヶ原・・・・・・・・・・・・08:16(2040m)(22℃) この辺りから、朝日岳に向かって歩いてくる登山者と出会ったりする。 ツバメ平 雪倉岳への登りで、足が重くなり、ペースダウンする。 休憩・・・・・・・・・・・・・・09:00~09:05(2115m)(26℃) 下ってきた単独の男性が、水場のあることを教えてくれた。 シモツケソウ、ヒメシャジン、タカネイブキボウフウなど。 水場分岐・・・・・・・・・・・・09:43~09:57(2280m)(26℃) 水を汲んできて飲む。冷たい雪渓の水はおいしい。 休憩・・・・・・・・・・・・・・10:30~10:35(2435m)(26℃) このあと、ペースも戻って、順調に歩いた。 雪倉岳(2610.9m) ・・・・・・・ 11:05~11:15(2595m)(25℃) 二等三角点。日本二百名山。 景色は雄大である。 雪倉岳避難小屋(2390m) ・・・・ 11:48~12:10(2390m)(26℃) コル。トイレ。空腹と喉の渇き。太陽が照りつける中で、食事にする。 山小屋で作ってもらったおにぎりが食べにくい。非常食を食べた。 避難小屋から鉢の鞍部まで、鉢ヶ岳を巻いて歩く。 鉢の鞍部 鉢ヶ岳と三国境との鞍部。ここまで雪渓を3回ほど渡った。 鉱山道分岐(2504m) ・・・・・・ 13:08~13:14(2480m)(24℃) 雪倉岳山麓コース分岐。分かりにくい標識である。よく見ると鉱山道と 読める。正面の稜線に登山者の姿が見える。白馬大池方面から白馬岳に 登ってきている人たちである。 休憩・・・・・・・・・・・・・・13:38~13:49(2580m)(20℃) 三国境(2751m) ・・・・・・・・ 14:15~14:25(2705→2750m) 小蓮華山分岐。 この先は、富山県下新川郡朝日町と長野県北安曇郡白馬村の県境を歩く。 何人もの人たちが休んでいる。白馬大池の方から登ってきた人たちである。 休憩・・・・・・・・・・・・・・14:39~14:46(2825m)(25℃) (馬ノ背) コマクサが咲いている。今日は写真を撮る余裕がない。 白馬岳(2932.3m) ・・・・・・・ 15:15~15:23(2940m)(20℃) 一等三角点。人気の山で、多くの登山者がいた。 白馬山荘(2832m) ・・・・・・・ 15:38(2850m)(19℃) 途中で、富山県黒部市と長野県北安曇郡白馬村との県境になる。 白馬岳頂上宿舎(2730m) ・・・・ 15:54(2740m)(16℃) (08:12/10:13) |
| 第三日目 白馬岳・三国境・小蓮華山・船越ノ頭・乗鞍岳・栂池自然園 2015年8月10日(月)(晴れ後曇り)二人(11~26℃) |
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| 小蓮華山(2766m、三等三角点は2763.4m)は、新潟県糸魚川市と長野県北安 曇郡小谷村にまたがる。 小蓮華山は越後側の呼称で、信州側では大日岳という。山頂に鉄製の剱が祀 られている。新潟県の最高峰で、新潟100名山に選ばれている。 国土地理院によれば、2007年、小蓮華山の三角点が山頂崩壊で亡失したが、 三角点を再設置し、2008年10月1日に復旧測量を行った。その結果、最高地 点の標高は、2766mとなり、山頂崩壊前より3m低くなっていることが判っ たという。 船越ノ頭(2612m)は、新潟県糸魚川市と長野県北安曇郡小谷村にまたがる。 乗鞍岳(2456m、二等三角点は2436.5m)は、長野県北安曇郡小谷村に位置す る。山頂ケルンの南にある最高地点(2456m)には立ち入れない。ケルンか ら東へ200mほどのところに、二等三角点(2436.5m)があるらしい。 今日は、時間にゆとりがあるので、写真を撮ったりしながら、ゆっくり歩くことに した。しかしそれも、白馬大池山荘までのことで、その先は、ゆっくり歩けるよう な登山道ではなく、気を使いながら、ゴーロの道を下った。 |
| 白馬岳頂上宿舎(2730m) ・・・・ 06:00(2730m) 三国境まで昨日歩いた道を、白馬岳に向かう。 白馬山荘(2832m) ・・・・・・・ 06:22(2835m)(11℃) 分岐。 白馬岳(2932.3m) ・・・・・・・ 06:35~06:48(2935m)(16℃) 相変わらず人が多い。われわれもゆっくりする。 (馬ノ背) 雄大な風景、コマクサの群落。小さなコバイケイソウ。 写真を撮りながら歩く。 三国境(2751m) ・・・・・・・・ 07:25(2735m)(19℃) 雪倉岳分岐。この先、新潟県糸魚川市と長野県北安曇郡小谷村の境を歩く。 雪倉岳に向かう人は少なく、ほとんどの人たちは、白馬大池の方に向かう。 トウヤクリンドウ。ホソバコゴメグサ。 小蓮華山(2766m) ・・・・・・・ 08:15~08:23(2770m)(17℃) 三等三角点は2763.4m。鉄製の剱が祀られている。 隣の岩の先端に雷鳥がとまっていた。 前方に山上の湖、白馬大池が見える。白馬大池が山の上にあることがよく 分かる。その右後方には、おそらく妙高火打が見えた。 船越ノ頭(2612m) ・・・・・・・ 09:19~09:23(2625m)(22℃) (雷鳥坂) 白馬大池山荘に近づくと、コマクサの群落に出会う。 チングルマの大群落も現れる。 白馬大池山荘(2380m) ・・・・・ 10:06~10:35(2405m)(22℃) 白馬大池。蓮華温泉分岐。山荘で昼食を摂った。 下山を気楽に考えていたが、山荘の裏に回ってから、歩きにくいゴーロの 道が続く。白馬大池を半周して、白馬乗鞍岳に登る。 乗鞍岳(2450m) ・・・・・・・・ 11:08~11:18(2470m)(22℃) 山頂ケルン。 南の最高地点(2456m)には立ち入れない。ケルンから東200mほどの ところに、二等三角点(2436.5m)があるらしいが、見過ごした。 歩きにくい岩の道が続く。 風吹大池(2200m) ・・・・・・・ 12:08(2240m)(21℃) 蓮華温泉分岐。 (天狗原) 少しの間だが、木道を歩く。 休憩・・・・・・・・・・・・・・12:15~12:23(2240m)(24℃) ベンチ。横に逸れた木道の先に、祠があるようだ。 水場・・・・・・・・・・・・・・12:45~12:50(2225m)(25℃) 水が足りなくなっていたので、この水場は大助かりであった。 他の登山者は、飲まないようであったが、われわれには恵の水であった。 休憩・・・・・・・・・・・・・・13:11~13:20(2015m)(23℃) 切り払われたネマガリダケに足を引っかけて転び、ズボンが少し破れた。 栂池自然園・・・・・・・・・・・13:35(1915m)(26℃) 栂池ビジターセンターの横が、登山口になっている。 まだ時間的余裕があったので、自然園に入園し、半周ほど歩いた。 高山植物を見て回り、写真を撮ったりした。 その後、栂池ロープウェイの自然園駅に向かった。 栂池自然園は、2003年2月7日に、スノウシューで歩いたところだ。 (06:09/07:35) |