宇津江四十八滝

宇津江四十八滝
2019年6月18日(火)(晴れ)二人(19~23℃)
 宇津江四十八滝(うつえしじゅうはったき)は、岐阜県高山市国府町宇津江にある渓谷の滝の総称。宮川の支流、宇津江川の上流にある。源は、猪臥山(1518.8m)付近の滝上山(1200m)である。
 宇津江四十八滝県立自然公園に属す。1936年に岐阜県天然記念物、1983年に全国自然100選地、1986年に岐阜県名水50選地、2004年に飛騨・美濃紅葉三十三選地に選定されている。
 遊歩道出発点前の駐車場に、朝1番乗り。誰も歩いていない遊歩道を歩く。
 下りで人に出会うようになる。駐車場は、満車状態になっていた。
遊歩道出発点(730m)=09:16(730m)
  駐車場。
券売機=09:18~09:23(745m)(19℃)
  薬師堂、弁財天。
1魚返滝=09:25
2朝霧滝=09:28
3平滝=09:29~09:30
不動明王=09:32
5上段滝=09:32~09:34(800m)(19℃)
6梵音滝=09:37
天狗岩=09:39
7王滝=09:42~09:45
8銚子口滝=09:47~09:48
9障泥滝=09:50
展望台=09:53~09:56(885m)(19℃)
13上平滝=10:01~10:02
遊歩道終点=10:05~10:10(915m)(21℃)
  910m。
往路分岐=10:14
12布晒滝=10:15
11瑠璃滝
10盌水滝=10:20
展望台
6梵音滝=10:33
3平滝=10:40(785m)(21℃)
4函滝=10:41~10:42
寝牛岩=10:46~10:47
券売機=10:49~10:52(755m)(21℃)
  薬師堂、弁財天。
遊歩道出発点=10:53(750m)(23℃)
  駐車場。
    (01:12/01:38)
【宇津江四十八滝の伝説】
 昔むかし、この里に『よそ八』という若者が『かか様』(母)と住んどったんやと。
 ある年の春、かか様はちょっとした風邪がもとで寝込んでしまったんやと。なんといっても寄る年波やもんで、起きて出る元気もなかったんやと。
 よそ八は魚の好きなかか様に食わせてやりたいとイワナをとりに行ったんやと。どうしたのやら、その日に限ってちっとも釣れんもんやで、我を忘れてどんどん奥へわけいってしまったんやと。
 字津江の山奥には大沼があって大蛇がおるって話やった。よそ八は知らんうちに、とうとうその大沼へ来てしまったんや。沼は鏡のように静まり返っておった。釣り糸をたれると一尺(30センチ)もあるイワナが面白いほど釣れるんやと。ひょっと見ると沼のふちの栗の木に大蛇が巻きついてランランと光る目で見ておるので、びっくりして一目散に家へ逃げ帰ったんじゃと。そして大蛇の妖気に打たれて高い熱を出して寝込んでしまったんやと。
 その夜、美しい旅の娘がたずねて来て、親切に看病してくれたんやと。数十日後、すっかり元気になったよそ八の夢に娘が現れ「私は大沼に住む大蛇です。海に千年、山に千年の修行が終わったので、天に昇らなければなりません。親孝行のあなたを助けてあげようと私の血をしぼって飲ませました。今の私は嵐を呼ぶ力も、天に昇る気力もなくなってしまいました。」と告げ、再び帰ってこなかったと。
 話を聞いた偉い行者が「よし、わしがその大蛇を救って進ぜよう。」と断食して不動明王に願かけして祈とうを始めたんやと…そして満願の21日目…天にわかにかき曇り稲妻が光り、雷鳴するどく大嵐となり、風を呼び雲を起こした大蛇は龍になって天へ昇って行ったんやと。
 翌日、行ってみると渓はごつごつの岩肌が出て、大小数十段の滝ができてキラキラと輝いておったんやと。
 そして、大沼はすっかり干上がって、栗の木は根元から枝先までねじれてしまっておったんやと。
 後年、諸国修行の途上立ち寄った弘法大師が「その行者は不動尊の化身であり、よそ八(四十八)とは仏法四十八願を意味するものであろう。」と言われ、以後この滝を四十八滝と呼ぶようになったと言うことじや。
 また、四十八滝は不浄を忌み、不浄なことをすると必ず大夕立となり、昔より水乞いの地としても有名で各種の文献に史実が残されている。
(券売機にあった宇津江四十八滝のパンフレット)