| 余市岳 1998年6月21日(日)(晴)単独(8~16℃) |
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| 余市岳(1488.0m、一等三角点、点名は同名)は、北海道札幌市南区と 余市郡赤井川村にまたがる。 余市三山のひとつで、日本三百名山、花の百名山、北海道百名山に 選定されている。 |
| 余市岳登山口駐車場(850m) ・・08:05~08:20(850m) 393号線をキロロリゾートに向かう。マウンテンホテルの右の標識に したがって車で登って行くと、最初は舗装道路であったが、その後は 登山口まで石ころの道で、しかも霧で視界が悪く、緊張した。 乗用車が何台か止まっていたが、人はいなかった。 余市岳登山口 朝里第1リフトが登山口である。寒いくらいの天気である。 木々の緑は、新緑と思われるほどで、しかも鮮やかである。 しばらくして川沿いの道になる。雨のせいか水量が多い。 渡渉点 右岸から左岸にわたり、その後は川から離れ、山道になる。 徐々に急な坂を登っていくと、道がぬかるみになって、滑りやすく、 泥だらけになる。道の脇には、千島笹が茂っている。 水芭蕉・・・・・・・・・・・・08:48(1000m)(8℃) 平坦なぬかるみの道の真ん中に、なんと水芭蕉が咲いていた。 今が盛りのようだ。ダケカンバと笹のなかを、ぬかるみを避け ながら歩く。 途中、4人の森林管理所の人たちがいて、ゴム長靴を履いた人もいた。 かれらはカウベルで音を鳴らしながら、しかも大きな音で、ラジオを かけていたので、熊が出るのではないかと不安になった。 見晴台・・・・・・・・・・・・09:21(1280m)(12℃) 新設コース合流。 やっと見晴らし台である。左手の朝里山方面を通称飛行場という らしい。ハイマツが現れる。 白井川右俣川コース合流・・・・09:30(1230m) 北東コル(1239m) ・・・・・・ 09:31(1230m) コルからは、また登りである。前方は霧で見えない。 白井川左俣川 沢登りコース合流・・・・・・09:48(1370m) 沢登りコースと合流したので、もうすぐかなと思ったのは、間違い。 ここから雨のせいだろう、水が川のように流れてくる。 ケルン・阿弥陀像・・・・・・・10:03(1470m)(13℃) やっとケルンに着く。霧さえ晴れれば景色も良いだろうなと 思いながら、周囲を眺めるが、遠方は見えない。 ハイマツが山火事で焼けた跡だという、白骨化したハイマツの 枝の中を山頂に向かう。急にガスが晴れ、天気も良くなり、遠くが 見え始めた。 余市岳山頂ケルン・・・・・・・10:09(1470m) 余市岳(1488.0m) ・・・・・・ 10:10~10:22(1470→1490m)(12℃) 一等三角点。 山頂に到着したときは、雲が遠くの山々を隠していたが、正面の後方 羊蹄山は、山頂部がくっきりと雲の上に顔を出していた。たった一人で 余市岳の展望を楽しんだ。 ところが、どどんという音と、地響きが数回つづいたのには驚いた。 工事でダイナマイトを使ったのだろうかと、想像をする。気味が悪く なり、山頂を後にした。 余市岳山頂ケルン ケルン・阿弥陀像・・・・・・・10:27(1490m) ガスがますます前方左手から湧いてくる。ふと後ろを振り返ると、 余市岳がそそり立っていた。登るときはガスで全く見えなかったが、 こうしてみるとえらく急なジグザグな坂道が、目の前にある。 写真で見るよりも急な大きな山の光景である。ふと見とれてしまう。 そうこうしていると、余市岳にガスが覆い始め、あっという間に 雲の中に隠れてしまった。 白井川左俣川 沢登りコース分岐・・・・・・10:38(1390m)(13℃) 分岐を過ぎたところで、はじめて登山者と出会った。 その後、何人もの人たちが登ってきた。 北東コル(1239m) ・・・・・・10:50(1245m)(16℃) 白井川右俣川コース分岐・・・・10:52(1250m) 見晴台・・・・・・・・・・・・11:02(1305m)(16℃) 登り始めたときは、あまり人の多いところではないのだろうと思って いたが、日曜日のせいだろうか登山者が多かった。 水芭蕉・・・・・・・・・・・・11:25(1020m)(12℃) 渡渉点・・・・・・・・・・・・11:40~11:45(905m)(16448℃) 余市岳登山口・・・・・・・・・11:51(865m)(12℃) 朝里第1リフト。 余市岳登山口駐車場(850m) ・・11:53(865m)(12℃) 日帰り入浴に、キロロタウン・ホテル「ピアノ」に立ち寄った。 (03:16/03:33) |